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生きづらさを生きやすさへ|もう我慢して生き続けなくていい

生きづらさを、生きやすさに。

生きづらさを手放す心理カウンセラー
松野です。いつも感謝です!

「この生きづらさと、これからもずっと付き合っていくしかない」。そう思いながら、今日も誰かの顔色を気にして、言いたいことを飲み込んでいませんか? 僕は、生きづらさの中で我慢して生き続けることを、人生のゴールにしなくていいと思っています。

目指したいのは、苦しい気持ちを消して別人になることではありません。今の自分の気持ちを置き去りにせず、人との関わり方や暮らしの条件を少しずつ選び直すこと。僕はそれを「生きづらさを、生きやすさへ」と呼んでいます。

「生きづらさの中を生きていく」と「生きやすさへ変えていく」は違う

仕事がつらい。親からの連絡が怖い。誰かが不機嫌になると、自分が悪いような気がする。そんな毎日でも、「もっと強くならなきゃ」「慣れれば平気になる」と自分を励ましてきた人もいると思います。

我慢する力が必要な場面も、もちろんあります。でも、我慢を一生の前提にしてしまうと、自分が本当は何を苦しいと感じているのか、分からなくなることがあるんです。

同じ出来事でも、自分への向き合い方を変えられる
生活の場面 生きづらさを耐える考え方 生きやすさへ近づく考え方
人に頼まれる 嫌でも全部引き受ける 引き受けられる範囲を伝える
失敗してしまう 自分を責めて次は完璧にする 必要な修正と自分の価値を分ける
親から連絡が来る すぐ返さなければ悪い子だ 自分の生活と安全に合う距離を考える
悲しくなる ポジティブに切り替えなきゃ 悲しいままでも休息や相談を選べる

変化は、いきなりすべてを断ることでも、毎日笑顔でいることでもありません。同じ出来事の中で「自分の気持ちをどう扱うか」「どんな選択肢があるか」を一つずつ増やすことだと思うんです。

僕が講演で「生きづらさの中を生きていくんじゃない」と伝えた理由

2025年5月31日、僕は地元・久留米で「生きづらさを生きやすさへ」というテーマの講演を行いました。そのときに伝えた言葉が、今も僕の中に残っています。

「生きづらさの中を生きていくんじゃないんです。」

誰かのために頑張ることも、家族のために我慢することも、これまでのあなたを支えてきたのかもしれません。でも、だからといって今後も同じ重さを背負い続けなければならない、という意味にはならないんです。

講演では、自分を追い立てる根性論より、自分の心をゆるめてあげる「自愛」について話しました。久留米講演で伝えた「生きづらさを生きやすさへ」という思いには、そのときの記録を残しています。

僕自身、幼い頃の家庭環境や人との関わりの中で、嫌われないように周囲へ合わせ、自分の気持ちを抑えていた時期があります。今、同じような苦しさを抱えている人へ、当時の僕が聞きたかった言葉を届けたい。それが僕の出発点です。

生きづらさを生きやすさへ変える3つの視点

松野正寿の実写画像と「ポジティブもネガティブも どちらもあっていい」の文字。生きやすさへ進むために感情を否定しないという考え
明るい気持ちも苦しい気持ちも、どちらもある自分を受け止める

1.自分の感情を、悪いものと決めつけない

「こんなことで怒ってはいけない」「寂しいなんて思う自分は弱い」。気持ちが生まれた直後に、こんな言葉で自分を責めることはありませんか? 悲しい、怖い、悔しいという感情があることと、誰かを傷つける行動をすることは別です。

たとえば、友人が楽しそうな写真を投稿しているのを見て、羨ましく感じたとします。「そんな自分は嫌な人間だ」と責めるより、「今の僕は少し寂しかったんだな」と認める。そこから、自分は誰とどんな時間を過ごしたいのか、考えることもできます。

感情を感じ切ろうとして、苦しい記憶を無理に掘り返す必要はありません。つらい日は休んでいい。ネガティブ思考があっても悪くない理由や、自己受容とは何か、今の気持ちをどう認めるかも参考になります。

2.相手の期待と、自分の希望の境界線をつくる

相手に優しくすることと、自分を犠牲にすることは同じではありません。親の期待、上司の機嫌、パートナーの希望。どれも大切にしたい場面があるでしょう。でも、そのすべてを引き受けると、自分の疲れや痛みを見失ってしまいます。

「今すぐには返事できません」「今日はここまでならできます」。そんな言葉を伝えられる関係なら、自分の限界を少しずつ知らせてみる選択があります。怖くてすぐに言えない場合は、言えない自分を責める必要もありません。

大切なのは、相手を変えることだけに力を使わないこと。相手の感情を、すべて自分の責任にしなくていいんです。人に気を遣いすぎて疲れる人へでは、顔色を読む苦しさを詳しく扱っています。

3.心の持ち方だけでなく、暮らしの条件も整える

仕事量が多すぎる、休息が取れない、家族から威圧される。こうした現実の問題があるときに、「考え方さえ変えれば生きやすくなる」と言うのは違うと思うんです。

休息を確保する。負担の分担を相談する。安心できる人に話す。今いる環境から少し離れる方法を探す。自分一人では変えられないことがあるからこそ、周囲の力や公的な支援を使っていいんです。

特に暴力や威圧がある関係では、相手に本音を伝えることで危険が増す場合があります。そのときは無理に境界線を宣言せず、安全な場所や相談先の確保を優先してください。

「自愛」は、自分を甘やかすことではない

自愛と聞くと、「自分の好きなことだけをする」「嫌なことは全部やめる」というイメージを持つかもしれません。でも、僕が伝えたい自愛は、もっと身近なものです。

たとえば、明日までの仕事が残っていても、もう眠れないほど疲れていると気づいたなら、上司へ期限の調整を相談する。間違えたことは謝るけれど、「間違える自分には価値がない」とまでは言わない。そうやって、自分の心と生活を置き去りにしないことです。

自愛は、何をしても許されることではありません。人への責任と、自分へのやさしさを両方持っていいという考え方です。自愛と自己愛の違いも、知っておいてほしいテーマです。

生きやすさへ向かうために、今日選べる4つのこと

松野正寿の実写画像と「職場の人間関係で 自分をすり減らさない」の文字。相手の期待だけでなく自分の限界も大切にする境界線
誰かの期待と、自分の願いを分けて考えていい

人生を一気に変えようとすると、その目標まで新しい重荷になってしまう場合があります。今の生活で安全に選べるものがあれば、一つだけ考えてみてください。

  1. 「自分が悪い」という結論を、ひとまず保留する。 相手が不機嫌だったとしても、その理由まで全部自分に引き受けなくて構いません。「今日は、そう感じた」と「本当に自分が悪かったのか」を分けてみます。

  2. 今の気持ちを一つ認める。 「疲れた」「本当は断りたかった」「寂しい」。前向きな言葉へ書き換えなくて構いません。言葉にならないなら「よく分からない」も今の答えです。

  3. 自分の希望を安全な範囲で形にする。 頼まれごとへの返事を少し待つ、予定の一つを相談する、休息を選ぶ。できない状況なら無理に動かず、相談できる相手を探すところからでも十分です。

  4. できなかった日も、自分への扱いを変える。 断れなかった。言いたいことが言えなかった。それでも「またダメだった」で終わらず、「今日の自分には何が怖かった?」と問い直してみます。

この4つは治療の手順でも、すべての人に同じ結果をもたらす方法でもありません。できない自分を責めるためのチェックにしないでください。

ここで少しだけ自分の気持ちに目を向けてみませんか?

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同じ「生きづらさ」でも、今必要なことは違う

自分に合う次の一歩を見つけるために
今の困りごと 一人で頑張る代わりに 次に読める記事
親から連絡が来ると苦しい 返事の頻度・距離・安全を考える 親との連絡と罪悪感
断れずに疲れてしまう 返答までの時間と役割を整理する 「〜すべき」思考の見直し
自分をいつも責める 失敗と人格を分ける 自己肯定感を高めなければという負担
立ち直れない自分が嫌い 休息や人の助けを使う レジリエンスと回復

親から連絡が来るだけで苦しいときは親との距離の取り方と罪悪感へ。責任を抱え込みやすいなら「〜すべき」思考を緩める考え方へ。自分の評価ばかり気になるときには自己肯定感という言葉に依存しない生き方へ進めます。

「なかなか立ち直れない」と感じる方には、落ち込むことを否定しないレジリエンスの考え方もあります。今の自分に関係するものだけ、読んでいただけたらと思います。

生きづらさが簡単には消えない日にも、「生きやすさ」を選んでいい

松野正寿の実写画像と「気持ちを書いて 本音に出会う」の文字。生きづらさの中で置き去りにした自分の気持ちを確かめる
何を感じているか分からない日も、自分を急かさなくていい

すぐには職場を変えられない人もいます。親と同居していて距離を取りづらい人もいるでしょう。長い間、自分を責める心癖と過ごしてきたなら、今日の考え方だけで気持ちが切り替わらなくても不思議ではありません。

僕は、そんな日に「変われない自分はダメだ」と、もう一度あなたを追い込んでほしくないんです。昨日と同じ状況でも、自分が苦しいと気づいたこと、誰かへ助けを求めようと思えたこと、今日は休もうと決めたこと。その一つも、大切な選び直しです。

ただ、「自分の感じ方を変えること」と「危険な環境へ耐え続けること」は、別です。暴力やハラスメント、強い心身の不調があるときは、身近な安全な人、公的窓口、医療機関など外部の支援も使ってください。医療上の診断や治療は、この文章や僕のLINE相談だけで代替できません。

よくある質問

生きづらさを生きやすさへ変えるには、親を許さないといけませんか?

いいえ。親を許すかどうかは、あなたの生活を守るための必須条件ではありません。親に感謝する気持ちと、距離を取りたい気持ちが同時にあっても構いません。

ネガティブな気持ちが残っていたら、まだ生きやすくなっていないのでしょうか?

そうとは限りません。悲しさや不安がなくなることを「生きやすさ」の合格条件にしないでほしいんです。気持ちが揺れる日にも休み方や相談先を選べることは、自分を大切にする一つの形です。

自分を好きになれないままでも、人生を変えていけますか?

自分を好きになれない今の気持ちを認めたうえで、今の生活に合う選択を探すことはできます。自己肯定感を無理に上げようとするより、まず自分の気持ちや限界を知ることを大切にしてもいいと思います。

生きづらさを、生きやすさに。あなたの今を置き去りにしないで

「生きづらさを抱えながら、もっと頑張って生きていこう」。僕はそれだけを伝えたいわけではありません。苦しかったことを否定せず、それでもこれからは自分の気持ちを大切にする人生を選んでほしい。僕が伝えたいのは、そんな生き方です。

著書『もっと自分を愛していい』にも込めてきたのは、自分に厳しく生きてきた人が、自分の声を聞き直していいという思いです。他人の評価で生きることから、自分の人生を自分で選び直すことへ。その変化を急ぐ必要はありません。

身近な人の反応を気にしてしまう方には、「心の変化とご相談者の声」にある再構成ストーリーも参考になるかもしれません。特定の相談者の直接発言や改善実績ではなく、読者の理解を助けるための物語です。

自分の気持ちを一人で整理しづらいときは、松野正寿の公式LINEメッセージ相談をご覧ください。初めての方は、2週間以内・5往復まで無料で、友だち追加だけで有料相談が始まることはありません。すぐに言葉にできなくても、そこから話し始めて構いません。

生きづらさを手放す心理カウンセラー・松野正寿

参考にした情報

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