自己肯定感は無理に上げる必要はない。

今日は自己肯定感の話です。
自己肯定感は「幸せの条件」ではありません。

正直なことを言ってしまうと・・・
仮に自己肯定感が低くても、

「自分なりの幸せ」があれば
それでいいのです。

自己肯定感の言葉が生まれて30年。
高めることに苦しくなっていませんか?

自己肯定感を無理に高めると苦しくなるよ?

最近では、子供たちの自己肯定感を
下げてはいけない風潮が強くなり、

子供を叱ることができない大人が
すごく増えたそうです。

まともにやっていないのに、頑張ってもないのに
極端にほめることばかりしていると、

子供も、大人も自分は出来る人間だと過信して
相手を見下すことだってありるんです。

ただ、日本人は幸福感を感じることが
極端に低いと言われているので、

自分を責める事が多くなり
苦しくなりますよね。

だからこそ、自己肯定感を上げましょう!
という話になってしまうのですが・・・

無理に上げようとするから
苦しくなるんです。

つまり、物事の全てを白黒で
ジャッジする癖がある人ほど
きつくなるんです。

そうじゃなく、ありのままの自分を
受け入れる自己受容が育てばいいんです。

自己肯定感って、ほどよく生きることを
自分の中で保つことが出来れば、

アイム・オーケー!それでいいです。

例えば、自分の中で自己肯定感が
低いと思っていても、

自分の好きなことに没頭して、
充実感を味わうことができれば
「幸せだな~」と思えます。

そのあとにご褒美としてポテトチップスでも食べて、
好きな映画やドラマを見て最高だな~
幸せ~と思えれば、

自己肯定感が幸せの条件に
当てはまらないことが分かるはずです。

もちろん、自己肯定感は大切なんですよ。
でも、それは自然に高まっていくものなんです。

自己肯定感が低い=悪という
白黒思考で考えるから良くありません。

そんな呪縛に振り回されるよりも、
自分の長所と短所の両方を理解して、

私は私と受け入れる力を
持っている人の方が、
生きづらくないんです。

つまり、自分なりの「幸せ」があれば
アイム・オーケーでいいんです。

自分なりの幸せを持てるようになれば、
レジリエンス(回復させる力)も高まります。

未来に期待をするのではなく、
未来に希望をもてるようになります。

過去の失敗や困難を未来に向けた
「希望」に置き換えれば、

自分なりの幸せの中で、
自己肯定感は自然に高まるのです。

幸せの尺度の違いで人は苦しみます。

つまり、豊すぎるがゆえに
日本は幸福論の基準が高すぎるのです。

他国を例にして俯瞰してみましょう。

パプアニューギニアの国では、
自然との共生を大切にする文化があります。

要は自分自身は自然の一部であり、
※この考え方が凄く大切

自然の摂理に従って生きることが
私の幸せであると考えています。

フィリピンやインドネシアの国では、
家族やコミュニティのつながりが強く、

他人を思いやる気持ちを
とても大切にされています。

他人との関係の中で自分自身を受け入れ
それが私の一部だからという部分に
幸せを感じるそうです。

成功者と言われる方のほとんどが
実は自己肯定感は低いです。

低いというか、低く見積もっていて
次はこういう風にがんばろうという
レジリエンスを持っています。

自分が好きになれないと悩まれる時は
生きづらさの種をみつけることが大切です。

LINEはお気軽ににご登録してくださいね!
※変なセールスメールが届くことはありません。
↓ ↓ ↓
https://kokoro-mirai.jp/line-koushiki/

本当に必要なのは「自己受容」

実は、自己肯定感を追求することよりも、自分の良い点・悪い点、成功・失敗を含めて、全てを受け入れる「自己受容」がもっと重要です。完璧な自分を求めるのではなく、ありのままの自分を認めることで、真の安心感や幸福感を得ることができるのです。

自己受容とは?

自己受容とは、自分の長所だけでなく、短所や過去の失敗も含めて、全ての自分を受け入れることを指します。これは、自己肯定感が「自分の価値をどれだけ認められるか」という評価の側面が強いのに対し、自己受容は評価を超えた、無条件の自分への受け入れを意味します。

過度な自己肯定感追求の落とし穴

自己肯定感を高めようとする努力の中で、過度に他人との比較をしてしまうと、それがストレスや不安を生む原因となります。特にSNS時代には、他人の成功や幸せを目の当たりにする機会が増え、その比較がさらに強化されてしまう傾向があります。

自己受容の力

自己受容を深めることで、他人との比較から自由となり、自分らしい生き方を模索することが容易になります。また、自己受容が深まると、他人との関係性も変わってきます。人の評価や期待に振り回されることなく、自分の本当の気持ちや考えに忠実に生きることができるようになるのです。

自己受容を深めるためのステップ

自分を客観的に見る: 日常を振り返り、自分の行動や感情を無評価で観察する習慣をつけることから始めてみましょう。
感謝の習慣を持つ: 自分の体や環境、今の自分を支えてくれるものに感謝することで、ポジティブな気持ちを育てます。
自分を許す: 過去の失敗や後悔に囚われず、それらを経験として受け入れ、自分を許すことが大切です。
このように、自己受容を深めるための実践は決して難しくありません。日常の中で少しずつ自分と向き合い、自分を受け入れることから始めてみてください。

自己肯定感を高めるプレッシャー

近年、自己肯定感を上げることの重要性が叫ばれている一方で、そのプレッシャーから逃れられない人も増えてきました。自己肯定感を上げることが「当たり前」という空気の中で、それができない自分を責める人、自分の価値を低く感じてしまう人が少なくありません。

「自己肯定感」の過度な追求は逆効果

自己肯定感を上げるための努力が、かえって自分を追い詰める原因になってしまうことも。自分を他人と比較してしまったり、常にベストを尽くさなければというプレッシャーを感じることで、心の負担が増してしまうことがあります。

自分を追い詰めないためのスタンス

ここでの結論として、自己肯定感を上げることが全てではありません。大切なのは、自分の価値を他人や成功体験に依存するのではなく、自分自身を受け入れること。そうすることで、真の意味での安定感や幸福感を得られるでしょう。自己受容の心を育て、プレッシャーから解放された生き方を目指しましょう。