吹奏楽などの金賞・銀賞・銅賞|親はどう捉えて子供に教える?

自分が好きになれない生きづらさを手放す心理カウンセラーの松野です。
金賞・銀賞・銅賞の話に入る前に・・・

うちも中3になる娘がいて吹奏楽部で
部長をさせてもらっています。
高校もこの道を歩く予定です。

そんな中で顧問をしてくださっている先生が、
人としても素晴らしく

いつも音楽を通じて生き方・在り方の指導を
子どもたちに教育してくれています。

お陰で本人の精神力も実年齢以上のものが
だいぶ培われたと思います。

吹奏楽はもちろんのこと、何かの大会には
金賞・銀賞・銅賞がありますよね?

でも、ちょっと前まではリレーなどに
順位をつけるのはやめようという話も
ちらほらありましたよね?

大人である僕たちも仕事やプレゼン
商談などで必ず結果を出さないと
いけない時がありますよね?

1位と2位では世の中の見方も
大きく変わりますしね・・・

でも、人生という長い道のりの中で考えると
当然ながら結果が全てではありません。
そこまでの過程が大切なんです。

どうしても結果だけを求めていくと、
その手段しかやらなくなりますし、

新しいアイディアも浮かばなくなり、
別のアプローチ方法も考えなくなって
否定する方が強くなります。

人間は横着なので結果さえ出せれば
何でもよいとなり、

時には適当に嘘をついて、人を騙してでも、
同じ結果を手に入れようとします。

でもね、結果ばかりを追いかけていくと
最後の最後には時間の無駄遣いになるんです。
なぜでしょうか?

最短で結果を出す、努力をしなくても
ある程度の結果が出るという甘い汁を吸うと

自分の潜在意識の中で過度なプレッシャーが
どんどん積み重ねっていきます。

とにかく結果出さなきゃ、結果出さなきゃって・・・
自分を過度に追い詰めていきます。

それだけじゃありません。結果だけを求めると
周りの仲間を単なる自分が結果を出す為の
「手段」としてしかみれなくなり、

最後の最後は人が離れていきます。

何より、自分の中で失敗することを
許すことが怖くなっていくので
慎重になり過ぎて・・・

行動力も減っていくんです

失敗の繰り返しが経験になることは
誰でもよく知っているとは思いますが、
結果だけを求めていくと、

どんな人よりも失敗することが
怖い人になっちゃうんです。

だからこそ、過程を大切することが
何よりも重要なんですね。

僕たちは人間だからこそ、
過程を大切にしていきましょうね^^

前置きが長くなりましが、
金・銀・銅賞に対する捉え方を変えて
新しい考え方として活かしていきましょう。

金賞に隠された本当の意味ってですね。
まるで地下深くにある金鉱を
探し当てるようなものなんです。

金は他の鉱石よりも
深い所にありますよね?

この金を掘り当てるためには、
最も深い所にまで挑戦する
勇気と努力が必要です。

でも、その為には覚悟がつきもの。

自分の持っている力を最大限に引き出す為に
何度も試行錯誤を繰り返さないといけない。

つまり、自分に対してスイッチを入れられるかどうか?
いつも信じ切れるかどうかなんです。

僕も大恩人の一人でもある永松茂久さんから
心のスイッチを入れなさいと教えてもらいました。

でもね、ここの意味ってすごく奥深くて、
相手から入れられた心のスイッチは
数日もすれば別の人から切られる。

もしくは、自分の習慣の中にある
何かの誘惑によって直ぐにスイッチを
切ってしまいます。

人の習慣や継続がブレるのは
ココにあるんです。

なら、どうすればいいのか?
それは・・・

自分で心のスイッチを入れること
それしか継続力を生み出すことはできません。

全国大会を目指した娘に対して、
僕や先生は、心のスイッチを押す
大切さは教えてあげれます。

でも、その心のスイッチを押せるのは
自分自身だけです。

自分の意志で心のスイッチを押して、
常にアイドリングさせておくことが
できるのは自分しかいないのです。

最高の応援団は自分ですからね^^

自分でスイッチを入れない限り、
そのスイッチが明かりを
灯し続けることはありません。

つまり金賞を取るって
1位になったという結果以上に

そこまでの過程に美しさや、
素晴らしさがあるということ

過程から生み出した・生み出せた
全てのことに感謝すること

金が取れなかったから私という
人間はダメということなんてありません。

技術や表現力に差があったとしても、
自分の子供がダメな訳じゃありません。

金が取れなきゃあなたはダメと言ってもいけない。
〇〇が出来ないと私という存在はダメなのか?と
子どもが思い込んでしまいます。

なら銀賞って一般的には2位と
定義づけられますよね?

これはなんでだと思いますか?

僕が恩人たちから教えられた
銀賞の意味って、

金という部首の右側にあたる
「良」の字の点が1つ足りないですよね?

これは良い所をあと1歩伸ばしましょう。
そして自分が気づいていない良い所を
新たに1つ見つけましょう。

これが1つです。

あとは改善しないといけない所に、
もう1度チャレンジしましょう。

そして自分が気づいていない改善点を
あと1つ自分の内側から見つけましょう。
これらの意味が込められていると学びました。

それじゃ銅賞というと・・・
金と同じ場所にいく為には、

まずは金じゃなくて銀の過程までが
ちゃんと出来るかを目指さないと
いけないのではないか?

順番を間違っちゃダメだよ?
ひょっとしたら今はまだ金と
同じ所にいける段階ではないよ?

同じ場所にいく為にも、
まずは銀賞の人と同じことを
最低でもクリアーしないといけない。

その為には乗り越える為の課題が
きっといろいろとあると思うよ。

そう考えると銅賞には課題を見つけて
大きく成長できるから時間を大切に
基本を大切にしていこうね。

それに気づて行動を起こしていけば
金は取れるよという大きな意味が
込められているんだよ。

こういう考え方があるんだなと
学ばせてもらったことがあります。

そんな中で僕も全国講師オーディションで
一瞬だけ1位にならせてもらいましたが、

現在は予選通過の8人には入れず
超接戦の中で20位です。

なら、僕の1年間の準備や勉強は
無駄だったのでしょうか?

結果を出せなかった僕はダメな人間でしょうか?
もちろん、そんなことありません(((´∀`))

僕がそんなことを思ったら投票してくれた人たちの
想いを踏みにじっているようなものです。

あ~自分も頑張ろうって
たった一人でも思ってくれる人がいたら、

よく努力は報われないと言われますが
絶対にそんなことはありません。

どんな努力も、あなたの姿をみて
今の私があると思ってくれる人が

たった一人でもいてくれたら、
人の努力は報われているんです。

未来を作る子どもたちに
どうか教えてあげてください。

我慢に慣れるよりも、
自分への許し方を知ること。

嫌なことを言う人は
自分に学びをくれる人。

記憶はアウトプットが作る。
ノートに書く、メモ魔になること
そこから実践を繰り返すこと。

誰もが生きているだけで
存在しているだけで金賞だよ。