人に嫌われたくない心理

人に嫌われたくないと思うと疲れる

自分の命が終わる時に思うこと
それは・・・

嫌われることを恐れなければよかった・・・
もっと人の顔色を見ないで生きられたらよかった・・・

人は自分の命が終わる時に
そう思う時間があるそうです。

昭和世代に生きてきた7割が
なんとなく両親が不仲で、

子どもの前で口喧嘩以上の
喧嘩を何度もしている所が多いです。

そうなると常に親や大人の顔色を見て
育っていくので、友達との付き合いも、
恋愛でも、仕事でも同じ状態が出ます。

この幼少期から積み重ねてきた経験は、
社会生活でも大きく影響を及ぼします。

常に人の顔色を気にしてしまい、
何をするにも一歩を踏み出すことができないのです。

他人軸で生きていると自己犠牲が増えます。

いつからか、こうすれば人に嫌われない、
こうすれば人に好かれるという自己犠牲の
立ち振る舞いばかりが上達していきます。

そして、ここからしんどくなるのですが、
この行動がもはや演技なのか、本当の自分なのか、
それさえもわからなくなってしまうんです。

うちの娘は4月から高校生になったのですが、
中3の時に娘の人間性を鍛えてくれた部活の
顧問の先生が、

部長になった娘に伝えてくれたことがあって、
いいか?どんな時も先生をはじめ、人の顔色をみずに
恐れずに訪ねてきなさい。これが最初の約束でした。

なので、娘は顧問の先生の機嫌や顔色を恐れず
何度も自分のミスや部員のミスなどで報告に行く時も
自分を奮い立たせて先生の所へ尋ねにいったそうです。

そのお陰で精神面が凄く育ちました。
それを最初に教えた先生にも感謝ですよね。

これってね、大人でもそう簡単にはできませんからね。
仕事などのクレーム処理の時もそうじゃないですか?

相手の機嫌と自分の機嫌は分けていい。

相手は相手の機嫌や都合で怒っているだけ
自分の機嫌とは別物だと割り切ることが
凄く大切です。

なにより自分が呑まれないようにする為にも
人の顔色や機嫌で自分の行動を支配されないことです。

でも、そうはいってもここは日本。
空気を読め、言わなくても察しろの文化が
強く根付いてしまっている国です。

でもね、人と比較しながら、自分が嫌われないために
いい人を演じ続けてしまうと自分だけが疲れてしまい、
言葉にならない生きづらさだけが残ってしまう。

どうせ、この世からいなくなる日が来るのだから
それなら嫌われてもいいから、自分らしさを大事にして
自分の人生をちゃんと生きて誰かの記憶に残りたかった・・・

人は自分の命が尽きる前にベッドの上で
そういうことを考えながら涙する人も多いそうです。

少し話を変えますね。今の時代。
誰もが有名になってお金持ちになりたいとか、
起業家として大成功したいと思う人が増えました。
その願望が悪い訳ではありません。

でもね、野心から生まれる行動はうまくいきません。
なぜなら目の前の有難さに心が傾いていないので、
野心が志に変わっていかないんです。

なので、仕事はうまくいっている人でも、
プライベートががちゃがちゃしている方も
世の中にはめちゃくちゃいます。

逆ににどちらもうまくいっている人もいます。

なので、最初に大切なのは目の前にある幸せなことに
心を寄せていくことからがはじまりなのです。

これは亡くなった母も僕に何度も教えてくれたことです。

目の前にある感謝に心を傾けてみよう

朝起きれたら起きれたことに感謝をしよう。
今日も起きれたありがとうと言ってみよう。

周りを見渡して家族が生きていることに感謝をしよう。
これは当たり前じゃないからってね。

私がこうやって末期がんになってベット生活になるなんて
1カ月前、父ちゃんも、あんたも想像してなかったでしょ?

普段、何気なく過ごしている家族の場所が
介護ベットの部屋なるなんて誰も思わなかったでしょう。

あんたが一人で介護をしてくれるなんて
誰も思っていなかったと思うわ。そうでしょ?

だから、なんでも感謝が大切。
嫌いな人からお世話になることも
ひょっとしたらあるかもしれない。

だから周りがどうこうで判断するのではなくて
自分はどうするか?どう思うのか?

幸せはいつも目の前にあることを忘れずに
今を大切にしなさいと教えてくれました。

話を戻します。誰かを応援すると同時に、
嫌いになる人も必ず一定数はいます。

あなたがどんな振る舞いをしても、
他人は些細な印象やちょっとしたことで、
あなたを容赦なく嫌いになるものです。

※相手は相手の都合がいいように受け取りますからね。

嫌われることはコントロールできません

なので、何を言われても別に構わないという
姿勢と覚悟をもって生きることが大切ですよ。

なぜなら、その人の為に僕たちは生きている訳ではありません。

なので、僕もそうですが、僕の本が売れるということは
なんとなく僕のことが嫌いな人も増えていきます。

嫌われたくない気持ちは分かります。
でも、僕たちは人間ですから、生理的に無理とか
どうしても合わない人っているんです。

つまり、僕たち一人ひとりの人生って、
仲が良い人、仲が悪い人がいる中で
帳尻を合わせながら生きているんですよね。

つまり、どこで何をしようが、
自分なりに幸せに過ごしていても
誰かからは理不尽に妬まれて
嫌われているんです。

なので、その1つ1つを気にしている時間は
僕たちの人生にはありません。なので気にしない。

生きるってね、死に向かっているということ

これは生まれた瞬間からみんな約束されていること。

だからこそ自分の命を丁寧に燃やしながら
喜怒哀楽を生きていくことなんです。

自分の思うままに喜怒哀楽を生きていけばいい。

親がなんといおうが、周りがなんといおうが
自分が進んでいきたい道があるのならば、
自分の人生を引き受けていけばいいんです。

仮に誰からに嫌われたとしても、
自分が駄目だと考える必要はありません。

だから、いつだって自分らしさを大事にして
威風堂々と凛として生きることが大切なんですよね。

例えば、ある人が誰かを嫌いと評価したとします。

ですが、そのジャッジは、その人の経験や価値観。
その時の気分なども含め、あくまで一時的で
主観的なものです。

つまりその評価は、相手側の世界で起きていることで、
自分ではコントロールできないものだし、

そこに自分の心が縛られて自分らしさを制限するのは
たった1度しかない人生の中で、

すごくもったいないです。

もしかしたら、過去の経験や育ってきた環境で
長い時間をかけて培われた価値観をはじめ、

あるいは本人が幸せでないという理由から
理不尽にあなたを嫌う人が現れることだって
時にはあるかもしれません。

でもそんなときも、そうせざるを得ない理由が、
その人にも何かあるのかもなくらいに受け止める。

言いたい人には言わせておけばいいと脇に置いておく。

でも、そんな私は私で最高なんですと、
笑顔で堂々と振舞う。僕はいつもそうしています。

ある人に嫌われても、自分の人生にあまり関係ないので(笑)

相手には相手の都合でイライラしていると
自分の中でしっかりと受け止められるようになれば、

家庭の中でも、仕事でも受け流すことが
すごく上手になっていきます。

それができると人間関係も少しずつ
自分にも、相手にも優しくなっていけます。

自分の人生を生きると決意すれば、
必要以上に他人の目を気にせずに
自分らしさの中で生きれますからね!

もう少し深堀すると、自分が思っている以上に
他人ってあなたのことに興味がありません。

たとえ、ある人にものすごく嫌われたとしても、
そんなあなたを大切にしてくれる人や味方も
それ以上に必ずいるので、

どうか、あなたはあなたらしくいてくださいね。
少なくとも僕はあなたの味方です^^