人と比較してしまう。やめたい。

人が亡くなる間際に後悔すること意外なこと。

人と比較してしまうことに時間を使うほど
僕たちの人生は長くはありません。

人と比較してしまいがちなのが人間ですが、
いつもお伝えしている通り、

そもそも比べられないことを
知っておきましょうね。

なぜなら・・・

同じ場所、同じ出逢い、同じ教育で
僕たちは育っている訳ではないから・・・

誰かと自分を比べて劣っているなと
劣等感を感じて自己嫌悪になったり、

あの人ばかりいいなと羨んだりしてしまう。
もちろん、人間だから分かります。
でも、どうせなら・・・・

昨日の自分と比較しませんか?

どんな時も今日が1番。自分にとって若い日です。

明日も同じ。明日を迎えるその日が
自分の人生にとって1番若い日。

そして、僕が母から学んだ大切な教えは、
今日が自分の寿命が終わる最初の1日だということ。

世の中は比較をしながら成長しています。
でも、逆に比較だけでしか自分の価値を
見いだせない人は、

どこかで必ず生きづらさが強くなります。

でも、これはあなたが悪いわけではありません。
世の中の仕組みや、家系の連鎖もあります。

家系の連鎖は自分で断ち切ることができるよ?

例えばある家族が高級車を買えば、
うちも買い替えをしましょうみたいな・・・
これも比較ですよね?

別のご自宅が有名幼稚園に子供を
入園させることを聞けば・・・

うちもそうしましょうと張り合おうとしたり、
はたまた僻みから、ご近所さん同士で、

〇〇さんの家のようにスパルタ教育をしていると
子供の性格が歪んじゃうよねと悪口合戦。

こういう風に近所から妬みをかっていたのは、
どういうご家庭さんなのかというと・・・

僕のクライアントさまになるのですが
子供がいない40代でお互いが医師でもある
ご夫婦さまでした。

※ご本人さんには許可を頂いています。

このご夫婦は平和に暮らしているのに
周りのご近所さんたちは、医者だから

お金持ちという先入観をまわりから持たれて、
できる限り近所づきあいをしたくても、
周りが輪の中にいれてくれないとのこと。

なので、孤立した状態が続いていたそうです。
それでも平和に過ごされているんですけどね。

風の噂では、あそこの家は医者だから
なんか偉そうにしている感じがするよね。

もうどれだけお金にがめついのかしら。
忙しいから子供だって作れないのよね。
なんかあそこの家って不幸よね。

そんなことを妬み・僻みから
言いたい放題のご近所さんたち・・・

そういうママ友さんたちの会話は
やがて強い不満になっていき、

その矛先は家族に向いていきます。
これが負の連鎖ですね。

なので、比較だけで物事をみていると
その妬みと僻みの分だけ不満が募りだすので、

うちが〇〇さんの家と違うのは
旦那さんの給料が上がらないからみたいな・・・

こういうことがキッカケになり、
夫婦間での言い合いが増えていきます。

そして、この矛先は子どもにも向いていきます。
お隣の子は私立の〇〇高校に通っているのよ。

あんたもスマホばっかり触らずに
もっと勉強しなさい。こっちが恥ずかしいわって・・・

普段からそんな話ばかりを聞かされる子どもは、
いつからか笑顔が失われて生きづらさが出ます。

そんなある日。あるご近所さんの中で、
一番。悪口ばかりを言っていた本人にがんが発覚、

既にステージ3の状態。なぜ私が?私だけが?
そんな不幸なことはあるか?と思ったそうです。
ずっとご近所と張り合ってきた人生・・・

そうやって人よりも幸せであろうとしてきたのに、
自分が負け犬になってしまったように感じました。

なんで私だけが・・・ 神様もあんまりじゃないか・・・
私が何をしたっていうの?

がんが発覚してからというもの
今度は周りのご近所さんからこの方は、
負の連鎖からこんなことを言われ始めます。

一番。人の悪口ばかりを言って妬んでいたから、
罰があたったんでしょうね。いい気味だわ・・・

人間はなんて愚かなのでしょうか・・・

類は友を呼ぶといいますがまさにですね(汗)

がんになっていたこの方を救ってくれたのは、
自分が中心となって1番妬んで悪口ばかりを言っていた
あの医者でもあるご夫婦さんでした。

1番。妬んで僻んでいたご家庭に
自分の命を救ってもらった・・・

そこからご本人は大きく変わられました。

実は人の家庭がどうこうとか、
自分の命と向き合うようになってからは、
本当にくだらないことだったなと・・・

明日、突然。容態が変わって
この世からいなくなってしまうかもしれないのに、

隣の家は恵まれているとか、向かいの家は
自分より上とか下だとか、子供がいい学校に行ってるとか
旦那が大企業に勤めているとか、

本当はそんなことを比較しながら
考える時間なんてなかったんだ。

だって、明日人生が終わるかもしれないのだから・・・

つまり、人と比較するというのは、
何の意味も持たないということです。

人と比べるよりも大切なのは・・・
今、自分の中に「ある」当たり前のこと

自分自身が心から愛おしいと思うものに目を向けること。
本当の幸せは目の前ににあることを心の底から
気がついたのです。

当たり前に肺の痛みもなく息が吸える。
自分の家がある。電気がある。トイレがある。

車だってある。ご飯も買えるお金もある。
何より家族がいてくれる、

普通だと思っていることが、
かけがえのない幸せだったんだ。

人と比較すること、妬むこと、
羨ましがることを自分の中から捨てれば、
私はもっと笑えたかもしれない。

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松野LINE

今持っているもに心から感謝をして
毎日、感謝ができる所に心を傾けていく。

がんになって良かったと言われてました。

誰かと比べて自分の存在を確認すること
自分からやめれば、きっと誰もが幸せになる。

比較は私たちの人生を不幸にします。

人と持っているものは同じだとして、
それを誰かと比べていけばいくだけ
途端に不幸な気持ちになってしまう・・・

これを知ると比較していくことが、
いかに不幸の原因になっているかがわかります。

どうせ比較するのなら昨日の自分と比べましょう。

昨日よりも、今日の方が毎日に感謝できたかなって、
自分にも、相手にもありがとうが言えたかなってね

それでは、この比較から自由になるには
どうすればいいのでしょうか?

一つはある部分や自分の持っているものに
いつも心を傾けていくこと。

そして、自分が心から楽しいとか好きと
思えるものを大切にすることです。

最後の1つは缶セラー目線でお伝えすると、
日本人であること、周りを見渡せば何でもあること
幸せなことだなという1つ1つに対して、

いつも以上にとことんフォーカスして、
改めて考えてみると有難いな~って、
自分の心を喜ばせていくことです。

そもそも自分が完全に満たされていて、
常に心から幸せを感じていれば、

他人の事が良い意味で気にならないと思うんです。

他人のことが気になってしまうのは、
自分や自分の現状に不満があるから

言ってしまえば、比較を通じて
自分は不幸だと思い込んでいるんです。
だからこそ・・・

自分を愛して日常を満たすこと。

幸せだな、心地良いなって思えることを
毎日の中でたくさん感じていけば、
余計なこと(雑念)が減っていきます。

美味しいものを食べるでも、
お風呂にゆっくり浸かるでもいいし、
自分と自分が持っているものをたくさん感じて、

今の現実に対して幸せだなと思う所に、
テレビのチャンネルを変えるように
周波数を変えていきましょうね!

もし、誰かと比べる気持ちが出てきたときには
あ~今日はいつもより疲れてるんだな、

自分を満たせてないんだなと
考え方を変えてみるんです。

自分に愛情を注いであげましょう。

向き合うべきは、他人の持ち物ではなく、
どんなときも自分の心です。