感動の条件著者永松茂久と覚悟の準備の松野正寿

人は話し方が9割でお馴染みの
永松茂久社長が、3年間従事している中で
当時の僕にたくさんのことを教えてくれました。

永松社長は古い知人からは、
しげにいと呼ばれる事が多く、

僕も永松社長の事はしげにいと
呼ばせてもらっています。

本当に色んな事を傍で学ばせてもらい
最初に講演にお供させて頂いた時は、
こんな話をしてくださいました。

まーとん(僕) 忘れるなよ? 
どんな時もな。常に自分の機嫌をとる努力を
普段から怠らないことが大切だからな。

それをやっていくとな、少なくとも、
誰かを傷つけることはないよ。

いつも自分との会話から、
逃げてはいけないからな。
それじゃ行こうか!

(2011年 熊本県菊池市文化会館ホールの控室にて)

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2011年に熊本県菊池での行われた
感動の条件の講演前の控室で、
サイン書きのお手伝いをしながら、

当時サラリーマンだった僕は、
しげにいに人生相談をしていました。

その時に永松茂久社長(以下しげにい)が、
笑顔で僕に教えてくれた大切な言葉です。

この時に与えられた
常に自分の機嫌と向き合う事は、
これからの僕の人生を大きく変えていく
1つの原動力となり、

一生忘れられない言葉となりました。
呑まれたらダメだよ。そして自分との会話から
常に逃げてはいけない・・・

またKKロングセラーズさんから
2014年に出版させて頂いた
書籍・感動集客の中でも少し触れましたが、

自分の心がかんしゃく(苦)を、
起こしそうになった時に、

しげにいが与えてくれた言葉を思い出すと、
自分の中にあったかんしゃく(苦)が消えて、

いつもよりも、かんしゃ(感謝)に
変わりやすくなりました。

この控室でお話をした50分前後のお話は、
今でも僕のICレコーダーに残っています。

僕の初書籍をプロデュースしてくださった
永松茂久社長(しげにい)との出逢いは、

僕が当時から発行していたまぐまぐの
メルマガからがキッカケでした。

当時の僕は、誰かの為にがんばる
という意識が強すぎて、

結果的に自分が苦しくなったり、
いつも我慢する事が多くなっていました。

誰かの為にがんばることで、
自己犠牲を繰り返してしまいがちな僕に

しげにいが感動の条件を通じて、
僕たちに教えにくれた言葉。

それが「FORYOU」という生き方

誰かのために生きることの大切さを教えてくれます。
大切な人が笑っている姿を見るために、

命をどう使うかを考えさせられます。
感動を与える本です。

自分が本気になる時は「心のスイッチ」を
カチッと入れる必要があるのだと・・

心のスイッチ・・・
胸に響きました。

そして人が本当に求めているのは、
自分と相手との間にある「幸せ」だということ

どっちが大事ではなく、どっちも大事だからこそ、
自分を犠牲にするのではなく、

ベストを尽くせばいいんだよと教えてもらいました。

この言葉たちに出逢って、僕は本当に救われましたし
仕事にもプライベートにも大いに活かしました。

本当の「気づき」は実践からしか生まれないと、
しげにいも良く言われますが、

サラリーマンを通じて、恋愛を通じて、
友人を通じて、仕事を通じて、

常に意識をしながら自分らしく、
実践を続けてきた中で沢山の学びがありました。

誰かの為にがんばっていると、どんな形であれ、
いつか必ず自分に返ってきます。

しかし自分に返ってくる時、
結局の所、人の為だと言っても、
最後は自分の為でしょ?と

誰かの為にがんばることを、
否定される方がいらっしゃるのですが、
僕はそうじゃないと思っています。

自分の生き方のベースが、
私利私欲なのか?他利他欲なのか?

普段からどちらを優先して
自分が生きるのかで、

自分の人生は大きく変わるのだと
僕はしげにいの本を通じて教わりました。

与えるでも奪い合うのでもなく、
与え合い続けること

僕が教わった中で大切なのは、
常に「調和」だと思っています。

僕はその昔1年で6回の交通事故、
全て当てられたのですが・・・(汗)

このの時に生き方を変えなければ、
感動の条件にも、しげにいにも会うことはなく、

今ですら大切なことに気づけないまま、
自己犠牲を我慢しながら生きていた気がします。

そして、いつか自己義犠牲をしてきた分を、
誰かに、大切な人に、家族に求めたり、
強く八つ当たりをしたかもしれません。

相手の幸せを奪いながら、
自分の幸せを埋める事は出来ない!

大切な「原理原則」の大切さを教えてくれた
しげにいには心の底から感謝をしています。

僕が独立を決意する基礎ベースを作ってくれたのは、
しげにいが目指している生き方でした。

感動の条件を通じて紡いでもらった
ご縁のお蔭で、

しげにいや他の素晴らしい諸先輩たちとも、
僕は出逢わせてもらえたのですが、

仮に出逢えなかったとしても、
僕はどこかで独立を決意していたと思います。

そのぐらい、しげにいが本の中で
語ってくれた言葉は、

僕に勇気と希望を与えてくれました。

独立をしてからは、ありがたいことに
東京で仕事をする機会も増えましたので、
当時は福岡と東京を行き来しています。

※在宅介護やコロナの影響で
この3年は行けていません・・・

当時は、しげにいが福岡から東京に来られて
時間に余裕がある時は、

これからの未来へ向けて専務の本田と共に
マンツーマンで色んな事を教えてもらいました。

その時、その時の僕達と会話をする中で、
しげにいは色んな気づきを与えてくれます。

毎回会う度に新しい学びが手帳に増えて
当時は追いつかずにバタバタでした(笑)

サラリーマンをしていた時から、
メモをする事は習慣化していたのですが

もう1歩先にある日常の気づきも、
ちゃんと残しておくことも、

これからはとても大切だよとも
当時から教えてくださっていました。

普段から日常の中にある気づきに触れていくと、
常識の中に隠れた盲点に気づけるからです。

何かがうまくいった時は
その勢いに乗る事も大事なのですが、

その時、地に足が付いていないと
ダメだということを学びました

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ある日東京の品川でしげにいと、
僕と本田の3人で食事をしていた時に、
しげにいが教えてくれた学びがあります。

誰に対してもその時の出逢いを大切にする
しげにいは、全力で伝えてくれます。

この時の教えが、今の僕と本田の基礎になりました

「これから会社を作って、人を雇う機会も増えてくると思うから
これだけは覚えておいてほしいことがあるんだ」

「人を動かそうと考える前に、
まずは自分を動かすことを忘れちゃダメだよ」

「会社や人を変えるのではなく、
自分がリーダーとして先に変わっていくこと
つまり、成長すること」

「最高の力はお金や名誉ではなく
人に愛される力なのだからな」

「人に好かれる力はこれからの時代の
新しい価値観になっていくからね!
絶対に忘れるなよ?」

「大切なことは大切だし、良いことは良いと思えることに、
 自信が持てる自分になれよ」

「これから人と会う機会も増えていく中で、
大切なのは自分だけの為に会うのではなく、
次にその人と会う仲間の為に会うこと」

「自分の使命感を、周りにいてくれる人達の
笑顔を守ることにすると、人は頑張れるものだからな」

「生きる上でお金を稼ぐことはとても大事だけど、
稼ぐと残すは違うよ」

「大切な人の為に使うこと、そして人を残すことが、
本当の財産になるからね」

(品川の某ホテルにて)

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独立後の心構え編として、
メモ帳に残しているしげにいが、
僕達にくれた言葉をそのまま書きました。

今の僕の原点となっている
大切な言葉達です。

しげにいが僕達にくれた言葉達が、
これからのあなたにとって何かしらの
お役に立てれば僕も凄く嬉しいです。

冒頭でお話しました2011年に
同行させてもらったしげにいの
菊池講演がはじまる前に、

外でしげにいと二人で、
たばこを吸う時間がありまして

僕はしげにいに本を通じて、
出会えたご縁に対して、
改めて感謝を伝える時間がありました。

その後、しげにいが笑顔で僕に伝えてくれたのは、
「ありがとうな!だけど、そうじゃないんだ」

「まーとんが自分の生き方を信じて
ずっと歩いてきてくれたお蔭だよ」

「俺は別の道で、まーとんと同じ様に
自分の生き方を信じて、これまで歩いてきたのだけど」

「目指す所が同じだからこそ、その途中に交わる道で、
きっとな、出逢べきして会ったんだよ」

「まーとん、自分を信じて志を持って歩けよ」
同じものを持つから同じ場所に立てるし、」

「そういう志を持って歩くと、いつかどこかで
必ず引き合うものだからな」

「これから、もっと分かる様になってくるよ」と
言ってくれたのと同時に、

当時、陽なた家・大名店の
店長でもあった青木かずちゃんが、

「しげにい、開演15分前です!」と、
呼びに来てくれた後に

しげにいが最後に伝えてくれたことがあります。

「まーとん、相手にとってな涼やかな風になるという
生き方・在り方が、これからは本当に大切なんだよ」

「これからの為にも絶対に忘れるなよ!
お前なら必ず分かる日がくるからな。」

「よし、それじゃ行こうか、宜しくね!」

そう言ってしげにいは、
会館の中へと歩いていきました、

その後ろをついていく僕の頭の中では、
【涼やかな風になる】という言葉の意味を
何度も考えていました。

早いもので、あれから10年が
過ぎようとしています。

僕を著者に導いてくださった大恩人。

今なら、ほんの少しかもしれませんが、
あの時に、しげにいが教えてくれた

「涼やかな風になる」という生き方の
意味が分かる気がします

あぁ、全ては繋がっていたんだなって・・
本当にありがとうございます。

たくさんの名書が永松さんにはありますが、
僕は個人的に原点に返る時は
感動の条件を思い出す様にしています。

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