昨日の夕方、コロナでも元気だった
父ちゃんが緊急搬送されました。
それまで高熱が出ていた訳でもないのに、
認知症+コロナの絡みと、誤飲性肺炎の為、
昨日寝ている時は、僕が見張り役だったのですが、
睡眠の時に唾液が肺に入る事でも誤嚥肺炎は起こるらしく
たぶん仰向けになって寝ていた時かなと思います。
何となく苦しそうだったので奥さんと一緒に
直ぐに横向けにして寝かせたのですが、
これが大きい気がします。
病院によるとひょっとしたら体力が持たずに
この隔離治療中に亡くなるかもしれないとの事でした。
1日の朝まで薬を飲むのにも
ぼんやりでしたが僕に小言を言いながら
いつも通りだったんですけどね。
いつ、何が起きるかは分からないです。
陰性の奥さんが付き添ってくれたのですが、
突然の出来事で、奥さんも電話口で泣いてました。
娘は自分がコロナになったからかもと
自分を責めていました。でも、そんな事はない。
まだ起きてもいない現実に左右されていても
地球は回るし、社会は誰かが亡くなっても
何事もなかった様に動きますよね。
仮に父が亡くなったとしても、
今までたくさんの楽しい思い出を妻と娘が
うちの父に与えてくれたので、
もしもそうなっても本人は昔から言っていた通り
もう後悔はないと思います。
そうは言っても、息子の僕は多少の後悔が残ります。
それは何かと言うと・・・
「もっと優しく出来たはずだ」という事です。
どうなるかは神様が決めること
そして、父に与えられた寿命が
決めることです。
だから僕は常に覚悟の準備をしてきました。
なぜなら、いつどうなるか分からないのが
人の人生だからです。
だからこそやっぱりね!1日を謳歌しないといけない。
自分に与えられた1日を大切に生きないといけない。
他人に左右されている場合ではないし、
SNSで人のスキャンダルで一喜一憂して
時間を使っている場合じゃないんですよね。
当たり前の日々ほど、
幸せな日々なんてないもの。
あなたが大切だと思う人にこそ、
もっと優しく出来るはずです。
僕も父ちゃんに対してそう思うから。
十分優しくしているつもりではありますが、
振り返ると、もっと優しく出来たよね?って
思う出来事はたくさんあります。
だからね、あなたも大切な人にほど
「もっと優しく出来るはず」
この気持ちを忘れないでくださいね。
もしも、明日お別れする事になっても
後悔がないように・・・
お互い人には優しくいようね!
コロナが直接関係している訳ではないけど、
間接的に絡んでしまい、
大腸がんや肺など数年が経過した
持病による疾患も見つかったそうなので、
長くは難しいという事でした。
なので、もしも10日の隔離治療を乗り越えて
家に戻る事が出来るのならば、
僕が息子として、父に伝えたいと思います。
残された命の時間は少ないとしても、
生きようじゃなく、生き切ろうという事を・・・
伝えられる時間だけの命を与えてもらえるのなら、
もう最高だと思えるぐらいに覚悟を持ちます。
そして、最大の感謝を伝えようと思います。
さて、どんな現実が待ち受けているのか?
それは神様しか分からない事なのですが、
僕が自分の人生経験を通じて伝えたい事は、
ありがとうやごめんね!は伝えられる時に
ちゃんと伝えておこうねという事です。
どこかで後悔はしてしまうのが人間。
だから特にね、身内に対しては
もっと優しく出来たはずを忘れずにね!
これまでがダメだったとしても、
これからがダメにならなければいい。
僕のメルマガ読者さんは大半の方が
手にしてくれているとは思いますが、
ぜひ、この2冊読んでやってください。
たくさんの思いと願いを込めています。
https://kokoro-mirai.jp/kakugo-inochi/
自分の悩みを抱えられるのは、
自分の身内が元気だからなんです。
自分だけを切り取って考えられるのも
自分の大切な人たちが元気だからなんです。
そうそう母が亡くなった1か月後に
うちに豆柴ヤマトがやってきました。
不思議な事に、普段は僕にベッタリです。
ずっと後ろをついていきます。
ただ、この数日は父の傍にいました。
今日も病院に行くまで父の元にいました。
さっきも奥さんが動画を撮っていたのですが
いつも父が寝ている介護ベットを
ジーッと見ていました。
自分が愛されているという事が
良く分かっているんでしょうね。
僕たち人間では察する事が出来ない
色んな波動みたいなものが、
犬たちは察知する事が出来るのかもしれないですね。