亡くなった母が僕に教えてくれた幸せの基準

2014年、僕の母が末期ガンになった。
2015年1月、今度は父が末期ガンになった。
2人が選んだ道はどちらも在宅介護。

2014年に会社を立ち上げたばかりの
僕にとっていきなり最大の試練が起こった。

1年8か月の闘病生活に使ったお金は850万円。
訪問介護・医療を受けてきたが介護をするのは
基本的に僕一人。

1日睡眠時間は2時間強。朝から晩まで
我ながら毎日良く頑張ったと思う。

母が教えてくれた2つの幸せとは?

1つ目は毎日の生活の中で幸せの分母を
どんどん増やし続けることの大切さ

2つ目は幸せは気づく事だという大切さ
求めたり追いかけるのではなく
当たり前の日々の中でいつも気づくこと

最後に教えてくれた事は目の前に
どうしようもない出来事が起こった時や
本当にしんどくて苦しいなと思った時は
どうするばいいのか?

既に1度経験しているから恐れず
前を向けという話。

もうお先真っ暗だと思う事があっても
お腹の中で10ヶ月も暗い中で辛抱して
小さな光を求めて生まれてきたのだから、

今、お先真っ暗だと思ってしまう出来事も
2回目の経験だから必ず乗り越えられる
だから投げやりにならず、怖れることなく
前を向いて生きなさいと

僕たちの目は前を向く為に付いている
大丈夫!困難の時は成長する時だと・・

ずっと忘れられない大切な言葉ですし
命をかけて大切な事を教えてくれた
偉大な母に感謝しています。

本当に産んでくれて
ありがとうございます。

そして、生まれて来てくれて
ありがとうございます。

愛って何かを最後まで僕に
教えてくれてありがとう。
感謝しています。