自分のことは自分が1番よくわかっている

自分の事は自分が1番分かっている?

相手(特に身内)からプライベートな部分を
色々と指摘されてしまうと・・・

自分の事は、自分が1番良く分かっているから
もうほっといてよ、あ~ムカつくな~と・・・
僕たちは日常の中で言ってしまう時があります。

果たして本当にそうなのでしょうか?

実際に、自分の棚卸しをやってみないと
「真の自分」を知る事は出来ません。

真の自分を知るという事は何かと言うと・・・

自分が何が好きで、何が得意で、
何が苦手で、何に興味があって、
何が嫌いで、何に関心があって、

こういう感じで自分自身と向き合わないと、
真の自分を知る事が出来ないのです。

この棚卸し作業を「ブレインダンプ」と言います。

例えばそうですね。仕事をしている時に、
周りから「あなたらしいね!」と言われたら、
これが「自分らしさ」なのかな?と思うものです。

でも、「自分らしさ」ではなく、
「自分らしく」の観点から見たら、

家でダラダラしてしまうのも、
いつも〇〇の癖が抜けなくて、

ちょっと自分で自分の事が
なんか笑けてしまったり、

どよ~んと落ち込んだりするのは、
自分らしさよりも自分らしくの方が
本当は割合としては多いんです。

つまり、僕が著者の一人として、
メンタルカウンセラーとして、

これから本を書きたい方に向けて
予めお伝えしておきたい事は、

仕事をしている自分は当然なあら
自分の一部です。でも全てじゃない。

あくまで「よそ行きの自分」なだけで、
真の自分ではないのです。

周りからあなたらしいと思われるのも
1つの素晴らしさです。

しかし、あなたらしさばかりを
常に求めて追いかけてしまうと、
家に戻った途端にドッと疲れます。

これがオンとオフ入れている証なんです。
もちろん、悪い事ではありません。

でも、自分だけではなく周りからの
期待に応える為に、

あなたらしさばかりを、
常に追いかけてしまうと
必ず精神的にきつくなります。

なので「自分らしく」の方も、
「自分らしさ」と同じぐらい大事にして、

そして、あまりオンとオフを強制をかけずに、
どちらもアイドリングの状態で毎日と向き合うと、
自分自身をコントロールしやすいです。

僕たちが出来ることは、自分を知ること
自分自身をコントロールすること

僕たちは自分が思っている以上に
自分の事を把握出来ていません。
これは、未知の可能性も含めです。

なぜなら、自分自身はあまりにも
近すぎるからです。

例えば「あ」という文字は遠くから見れば、
誰でも「あ」と分かりますよね?

でも、目の玉の前まで近づけたら
「あ」とは認識できませんよね?

このぐらい自分自身という存在は、
あまりに近すぎて、分かっている様で
実は分かっていない事も多いのです。

だからこそ、本を出す時って
「こういうテーマ」で書きたいと思っても、
ニーズそのものがなければ難しいですし、

仮にニーズがあっても、その分野が競合が多過ぎて、
更に独自のユニーク性がないと、

商業出版まで繋がらない時もあります。

逆に自分の特技やある分野の知識などが、
自分にとっては当たり前すぎて、
そこに気づいていない時もあります。

実はそっちの方に大きなニーズがあって、
これらを本にしましょうという事も
よくある話なんですね。

これは仕事の新規事業や、何かお店を出す時も、
基本的な理屈は同じです。

当然ながら僕たちは人ですから、
自分の棚卸しをするという事は、
思い出したくない過去もあります。

ただ、そこから思わぬ気づきや、
学びに繋がる事も数多くありますし、

そこから感謝に変えられるキッカケを、
掴む事も同じぐらいあります。

過去の自分が今を決めているのではなく、
今の自分が過去に対する判断をしています。

自分の人生における意味付けは、
自分で決めていいのです。

今後、出版から起業などを考えている方も、
既に競合が多い職種の中に身を置く方も、

自分(会社)の強みは何なのかを知る為に、
ぜひ自分の棚卸しを1日5分でもいいので、
チャレンジしてみてください^^