アダルトチルドレンは一気に訪れるものではなく、
少しずつ生きづらさから自覚されることが多いです。
僕もそうだったのですが、
幼少期からの家族の環境や
トラウマが原因となり、
少しずつ大人へと成長するにつれて、
自己肯定感の低下や人間関係の問題、
うつ病や不安障害など、
色んなな症状が現れることがあります。
ただし、すべての人が1つでも当てはまれば
アダルトチルドレンになるわけではなく、
これには個人差があります。
また、発症年齢についても
特に決まりはありませんが、
一般的には20代後半から
40代にかけての年齢層で
発症することが多いとされています。
特に40代に多いとも言われています。
根元を辿れば昨今は3人に1人が
AC(アダルトチルドレン)と言われるほど、
アダルトチルドレンの問題って
非常に広範囲へと渡っているため、
多くの人が何らかの形で
関わっている可能性があります。
ただし、アダルトチルドレンという言葉自体。
比較的最近になって一般的になってきたもので、
以前はあまり認知されていませんでした。
ですので、過去にアダルトチルドレンとしての
問題を抱えていた方でも、
それが明確に認識されずに
過ごしていた場合もあります。
どのタイプに属していても、
自己理解を深めることが大切です。
問題解決やトラウマの克服は、
自分自身を知り適切なサポートを
受けることで可能になります。
それぞれのタイプに応じた支援を
提供することで、
アダルトチルドレンは自然に自分から
肯定感を高め、充実した人生を送ることができます。
また、アダルトチルドレンが
周りの人々との関係を良好に保つためには、
相手の気持ちに対して共感し、
適切にコミュニケーションを
とることが必要です。
自己中心的な思考や行動に陥らないように
注意することも大切です。
自己理解、問題解決、コミュニケーションの
能力向上が必要であり、
それぞれのタイプに応じたサポートが必要です。
ACのタイプは、成長期に受けたトラウマや
家庭環境によって形成されると考えられています。
今から詳しくお伝えしますね。
ヒーロータイプ(英雄)
ヒーローのタイプは家族や周囲の人々の問題を
解決しようとする傾向があります。
家族や周囲の人々が問題を抱えていることに気づき、
自分自身を犠牲にして解決しようとします。
家族や周囲の人々の期待に応えることで、
自分自身の価値を証明しようとします。
スケープゴート(生贄)
スケープゴートのタイプは、
家族や周囲の人々の問題の責任を
負わされることが多いタイプです。
家族や周囲の人々の問題を
自分自身の問題として解決しようとします。
スケープゴートは問題を解決するために
必要な情報やリソースを提供することで、
自分自身を有用な存在だと感じようとします。
ロストワン(いない子)
ロストワンのタイプは家族や周囲の人々から
孤立していることが多いタイプです。
自分自身に対する自信がなく、
自身が大切にされていないと感じます。
ロストワンは、自分自身を取り戻すために、
家族や周囲の人々との接触を避けることがあります。
ケアテイカー(世話役)
ケアテイカーのタイプは、
家族や周囲の人々の世話をすることに
喜びを感じるタイプです。
ケアテイカーは自分自身の問題を解決するために、
家族や周囲の人々に尽くそうとします。
ケアテイカーは家族や周囲の人々に対して
良い印象を与えようとすることがあります。
ピエロ(道化師、クラウン)
ピエロのタイプは家族や周囲の人々を
笑わせることに喜びを感じるタイプです。
自分自身が楽しい存在であることを証明しようとします。
ピエロは、自分自身を表現することが苦手で、
自分を隠すような行動を取ったり、
笑いをとるために自虐的なジョークを
言うことがあるかもしれません。
基本的に自己肯定感が低く、
人に受け入れられることを求める反面。
本当の自分を表現することに恐怖を感じています。
イネイブラー
イネイブラーのタイプは、
周りの人たちの要望や期待に応えようとし、
自分自身の欲求や感情を
抑圧してしまうタイプです。
本当は自分がしたいことを
やりたいと思っていても、
他人の反応や承認を求めて
自分を犠牲にしてしまうことが多いです。
こののようにこれらのタイプが
複雑に混在していることがあり、
1つのタイプに完全に当てはまる
というわけではありません。
なぜなら、ここから僕の様に慢性的な
トラウマを抱えている人や、
先天的なHSPタイプの方もいるからです。
しかし、自己分析を通じて
自分がどのタイプに近いのかを知ることで、
自己観察をして自分の内側にある
本音を理解を深めることにつなげることができます。
だいたい共通する原因の多くを占めるのは、
例えば、過去のトラウマや家庭環境による影響
機能不全家族や毒親との関係性などが挙げられます。
アダルトチルドレンには様々なタイプが存在し、
それぞれのタイプに合わせた支援が必要となります。
だからこそ自己嫌悪の種をみつけて
自分を愛せる手順を知らないといけません。
過去の記憶と向き合う勇気も必要になりますが
ゆっくり1歩ずつ、自分の歩幅で構いません。
思い込みや他人に対する承認欲求なども含め
ゆっくりと過去を許し、
自然に手放していけるように
自分を愛せなくなった私自身から
卒業していきましょう!