アダルトチルドレンの直し方

アダルトチルドレンを克服する為には、

僕もそうだったのですが、

自己嫌悪の種をみつけることが
とても大切だと思っています。

種をみつけないと、自分自身に対して

否定的な感情や思考を抱くことで、
心の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

特にアダルトチルドレンにとって、
自己嫌悪は常につきまとう問題となっています。

アダルトチルドレンの自己嫌悪は、

社会人になっても、結婚してからも

突然生きづらさを感じるようになり、

自分の在り方が分からなくなります。

これは幼少期や青春期に経験した

トラウマや心理的外傷が原因であることが多く、

それを自分自身で処理することが難しいため、

長期間にわたって自己嫌悪が続くことがあります。

だからメンタル本が売れるのです。

でも一時的な回避にしかなりません。

だからこそ自己嫌悪の種を見つけ、

その原因を理解し、自己嫌悪と向き合うことで

少しずつアダルトチルドレンの症状は、

自己嫌悪から解放されることができます。

種をみつけることによって、

自己嫌悪から抜け出し、

自然に自己肯定感を高めながら

自分自身と周囲との関係を

改善することができます。

更に将来の自己肯定感の向上にもつながります。

種をみつけないまま自己嫌悪が続くと、

自己肯定感の低下、人間関係のトラブル、

職場での問題などが生じる可能性があります。

しかし、自己嫌悪の種を見つけ、

適切に処理することによって、

心の健康を取り戻し豊かで

充実した人生を送ることができます。

アダルトチルドレンにも種類があって

大半が子ども時代にトラウマを経験した人が

多く含まれます。

僕もそうでしたが家庭内で虐待や

心理的な苦痛を経験することで、

自己肯定感が低下し、自己否定を繰り返し

やがて自己嫌悪の感情を持ってしまいます。

また、周囲の大人たちからの支援や

理解を受けられず、

孤独感や不安感を抱えたまま

大人になった人たちが多いので、

これらの経験が自己イメージや

思考パターンを形成し、

自己嫌悪の種を育ててしまうのです。

家庭内での暴力や虐待、

心理的な苦痛を経験した人々は、

僕のように複雑性PTSDも出やすいです。

父親や母親との関係が疎遠である、

家族内でのコミュニケーションが不十分など、

機能不全家族によって、

自己嫌悪感が生まれることがあります。

孤独感や不安感を抱えたまま育った人々は、

自己嫌悪感を持ちやすいのです。

また過去の失敗やトラウマまで

引きずってしまいますので何重にもなって

自己嫌悪感を持つ傾向があります。

結婚や仕事などでのストレスや

プレッシャーなども原因の1つです。

自分の居場所がなくなった気がしたり、

これまで出来たことが出来なくなってくると

自己嫌悪感が強くなることがあります。

人生は1%ずつしか変えていくことができません。

過去の出来事にとらわれずに、
現在を生きることに気づくことが
自然にできるようになることです。

自己嫌悪感を持ち続けてしまうと

メンタル本では解決ができません。

一瞬楽になりますが直ぐに戻ります。

続かない自分に自信を持てずに
新しいことに挑戦することができず、

過去のトラウマや失敗に執着する。

これらの感情を繰り返すからこそ
当たり前の中で生きづらさを抱えます。

しかし、自己嫌悪の種をみつけると

違う角度から見れるようになって、
新しい自分と出逢うことができます。

これまでやらなかったこと

やろうとしなかったことにも

積極的に挑戦することができ、

自分自身を肯定的に見ることが

客観的にできるようになります。

アダルトチルドレンの方々が、

自己嫌悪感を取り除くためには、

まずこれまで避けてきた

自分自身に向き合うことが必要です。

自己嫌悪感の根源となっている出来事が
本当はなんだったのか?

自分の内側にいるインナーチャイルドが
いったいどうだったのか?の出来事を振り返り、

それについて自分自身に問いかけることが大切です。

自分に対して過度な要求をしている場合には、
それを緩和することも重要です。

そこから受け入れる気持ちも持てますし、
自分に優しくすることを意識することも大切です。

一人で対処するのは難しいからこそ
僕たちのようなカウンセラーがいますので、

最初は小さなステップから始めて、

少しずつ自己嫌悪感を取り除くことができるように
取り組んでいくことが大切です。

自己嫌悪感を取り除くためには、

以下のようなアプローチが有効です。

◆自己受容の促進

自己嫌悪感を抱く原因の多くは、

過去の自分自身への否定的な評価や、

他人からの否定的な評価に基づいています。

自己受容の促進は自分を肯定的に評価し、

自身を受け入れるためのプロセスです。

自己受容のための具体的な方法としては、

自分自身に対して優しく、親切に接すること、

自分自身を批判することを許すこと

過去の自分自身を受け入れることなどが挙げられます。

◆自己認識の向上

自己嫌悪感を抱く人は自身について

過剰に否定的な評価をする傾向があります。

自己認識の向上は自身について

より正確かつ客観的な見方をするためのプロセスです。

自己認識の向上のための具体的な方法としては、

自分自身の強みや価値を見つけること。

そして、自分自身の行動や思考を

客観的に観察すること、

他人と比較することを

やめることなどが挙げられます。

◆過去のトラウマの処理

ここが1番難しいのですが

過去のトラウマや傷は、

自己嫌悪感を引き起こす

大きな原因の一つです。

過去のトラウマや傷を癒すことで

少しずつ過去の記憶を手放すことにも繋がります。

最初から手放せる人はいません。

過去のトラウマの処理のための具体的な方法としては、

僕たちのような専門のカウンセリングを受けること。

自分自身の感情を正直に表現すること。

過去の出来事を客観的に観察することなどが挙げられます。

ただし、自己嫌悪感は深い根源を持つため、

自己嫌悪の種を見つけることが必要です。

僕はテクニック論よりも、種をみつけること

そして種に気づくことがが1番大切だと思っています。

過去の出来事に向き合い、

自分自身を許すことが大切です。

◆マインドフルネス

マインドフルネスによる瞑想は、

自己嫌悪感を和らげるのに役立ちます。

小さなマインドフルネスを習慣化することで、

自分自身に注意を向け、

現在の状況に集中することができます。

◆セルフコンパッション
自己嫌悪感を克服するためには、

自分自身に対して優しく理解ある

態度を持つことが必要です。

セルフコンパッションを実践することで、

自分自身を許し、自分自身に対して

共感的であることができます。

繰り返しますがアダルトチルドレンに

ずっと悩んでいる、予備軍かもしれないと

日常の中で感じるのならば、

自己嫌悪感を克服するためにも

種をみつけることを最優先しましょう!

一時的な回避や緩和はできない日があると

思考癖により、また元に戻りやすくなります。

メンタルは常に揺れ動くものですから

強い・弱いの2分法で考えないようにしましょうね。

根本的な解決には時間と努力が必要になれますが

必ず生きづらさは手放せますし、

心に自由を持つことは誰でも出来るようになります。