嫌味をいう母親がアダルトチルドレンで悩む

親が嫌味ったらしい言い方をするのは、
親自体も子供の頃に経験した虐待や拒絶、
家庭内暴力などの影響があります。

これらの体験により自尊心を傷つけられ、
自己否定的な思考や感情・抑圧的な行動
パターンを持つことがあるんですね。

以下に、アダルトチルドレンが
嫌味ったらしい言い方をする具体例を
10個ほど挙げてみます。

「あんたにはできないかもしれないけど
 お母さんの子供の頃は出来てたわ」

「あなたはそんなに疲れているの?
 ママが子供の頃はもっと大変だったわ」

「あなたはいつも失敗ばかりしているわね」

「言う事を聞かないあんたと一緒にいると疲れるわ」

「あんたはいつも自分勝手ね」

「いつも親の期待を裏切るわね」

「何度いっても何1つできないのね」

「なんでいつも私の邪魔をするの」

「勉強だけしっかりしてればいいのよ」

「〇〇ちゃんと比べてあんたはいつも・・・」

これらの言葉は、子供を傷つけるだけでなく、
親自身にもマイナスの影響を与えることがあります。

アダルトチルドレンで悩む人たちは
自分自身に対しても批判的であり、
常に自分を責めることがあります。

しかし、過去の体験からくる思考や
行動パターンは変えることができます。

僕たちプロのカウンセラーは、
アダルトチルドレンの方々が

自分自身に対して優しくなることを助け、
肯定感が自然に高まるように、

自分自身を許すこと、親切にすること、
励ますことが重要なんですね。

相手を傷つける言葉を使う代わりに、
自己嫌悪の種を見つけて、

根本の部分から自分自身に対して
少しずつ優しくなっていきますし、
建設的な言葉を使うことから
1歩ずつはじまっていきます。

嫌味ったらしい言い方をするのは、
自己肯定感を低下させ、

自分のストレスを増大させます。

肯定的なアファメーション
(自己肯定的な言葉)を使うことで、
少しずつ考え方も変わっていきますし、

あえて自分自身の強みや成功体験を思い出すことも、
自己肯定感を高めるのに役立ちます。

感情を認識し、適切に表現することが重要です。

感情を抑圧することは、ストレスや不安を
引き起こすことがあります。

身近にいる子どもからすれば、
なぜ親はそんなことをいうのだろうと、
嫌味ったらしい言い方に傷つくと思いますが、

トラウマや不適切な環境によるものから
根本的な脱却が出来ていないからなんです。

子どものあなたが親に気づかせる方法は、
以下のようなものが考えられます。

子どもであるあなた自身が
自分の中から変化を起こすこと

例えば既に親がアダルトチルドレンであることに
なんとなく気づいている場合なら、

子どもは自分自身の行動や言葉を変えることで、
親に気づかせることができます。

子どもは、親に対して角度を変えた優しさや
ある程度の理解がある態度をとることで、

親も自分自身を見つめ直すきっかけを
作ることができます。

親に愛(感謝)を話しかけること。

子どもは親に角度を変えて話しかけ、
少し驚くかもしれませんが、

自分自身の感情や経験を
母親と共有することで、

親が自分自身を見つめ直す心を
子どもからの愛で作ることができます。

だからこそ親に対して、
自分自身の気持ちや経験を
素直に話すことが重要です。

もしも10代で悩む子どもさんが
この記事を見ていらっしゃるなら

自分自身で親に気づかせることが
難しい場合も多いと思います。

そういう時は学校のカウンセラーや
専門家に相談することで、

親に対するアドバイスや
サポートを受けることができます。

もちろん親がアダルトチルドレンで
あることに気づかせることは、
簡単なことではありません。

子どものあなたは自分自身だけが
責任を持ちすぎなくでいいんですよ。

アダルトチルドレンの親と向き合う理解

過去の親の傷つける言葉や行動によって、
私たちはその影響を受け、その結果として、
アダルトチルドレンになることがあります。

繰り返しますが、これらの傷つける言葉は、
親自身が子供の頃に経験した虐待や拒絶、
家庭内暴力などの影響から来ていることが多いのです。

しかし、この痛みを乗り越えるためには、
まずは理解することから始めましょう。

そして、自分自身に対する理解と
対処法を見つけることが必要です。

これには、自己嫌悪の種を見つけ出し、
自分自身に対して少しずつ
優しくなることが含まれます。

一つの方法は、肯定的なアファメーション
(自己肯定的な言葉)を使うことです。

例えば、「私は大丈夫だ」「私は価値がある」
「私はこれを乗り越えられる」といった言葉です。

これらの言葉は、自己否定的な思考を打破し、
自己肯定感を高めるのに役立ちます。

また、自分自身の強みや成功体験を思い出すことも、
肯定感を高めるのに有効です。

自分が過去に成し遂げたこと、
小さな成功も大きな成功も、

全てが自分自身の力となります。

感情を抑圧するのではなく、自分の感情を認識し、
適切に表現することも大切です。

感情を抑圧することは、ストレスや不安を
引き起こす可能性があります。

感情を自由に表現することは、
自己理解と自己受容の一環となります。

親に対しても、自分自身の気持ちや
経験を素直に話すことが重要です。

その際には、自分自身の感情や経験を
親と共有することで気づきが生まれます。

また親に対して感謝の気持ちを伝えることも、
親が自分自身を見つめ直す心を
作ることにつながるでしょう。

そして、あなた自身が親に対して
変化を起こすことも重要です。

自分の行動や言葉を変えることで、
親に気づかせることができます。

親に対して角度を変えた優しさや
理解がある態度をとることで、

親も自分自身を見つめ直す
きっかけを作ることができます。

ただし、このプロセスは容易なものではありません。
そして、子どもが親のアダルトチルドレンを
解決する責任はありません。

そのため、あなたがこのプロセスを通じて
困難を感じた場合は、

プロのカウンセラーや専門家に
相談することをお勧めします。

結論として、親の言葉や行動による傷は
深いものであり、

その影響は私たちの大人になるまで続きます。

しかし、これらの痛みを乗り越え、
自己理解と自己受容を深めることで、

私たちは自分自身に対しても、
親に対しても、より優しく、
より理解することができます。

これは一日一日の積み重ねによるものですが、
その結果として私たちはより健康的な
自己意識と関係性を築くことができます。