嫌味をいう母親がアダルトチルドレンで悩む

生きづらさを手放す
心理カウンセラーの
松野です。

今日は親の嫌味にずっと悩む
あなたのために色んな角度から
なぜそうなるのか?という所の
話をしていきたいと思います。

親もアダルトチルドレン

あなたの親も子供の頃に経験した
言葉の暴力やDVをはじめ、
親として子に対する拒絶、
こういう過去の影響があります。

これらの体験により親もまた
自尊心を傷つけられ、

自己否定的な思考や感情・抑圧的な行動
パターンを持つことが多いんですよね。

以下に、アダルトチルドレンが
嫌味ったらしい言い方をする具体例を
10個ほど挙げてみます。

アダルトチルドレンの親が
子どもに言ってしまうこと

「あんたにはできないかもしれないけど
 お母さんの子供の頃は出来てたわ」

「あなたはそんなに疲れているの?
 ママが子供の頃はもっと大変だったわ」

「あなたはいつも失敗ばかりしているわね」

「言う事を聞かないあんたと一緒にいると疲れるわ」

「あんたはいつも自分勝手ね」

「いつも親の期待を裏切るわね」

「何度いっても何1つできないのね」

「なんでいつも私の邪魔をするの」

「勉強だけしっかりしてればいいのよ」

「〇〇ちゃんと比べてあんたはいつも・・・」

さて、いかがでしたでしょうか?

これらの言葉は親がイライラするほど
子供を傷つけるだけでなく、

実は親自身にも発することで
マイナスの影響を与えることがあります。

アダルトチルドレンで悩む人たちは
ずっと自分に対しても否定的であり、
常に自分を責め続けています。

自分の中での過去の記憶や体験から
どうしても思考が偏ってしまうので
自分を癒すことを覚えないといけません。

これが一人で克服できない時は、
僕の5冊目の書籍をご覧ください。

もっと自分を愛していい。

自己肯定感よりも自己受容

今は自己肯定感を上げることばかりが
優先されている気がします。

ただ無理に上げようとすると
上げれない自分を責めてしまうので、
自己受容の方が何倍も大切です。

自分を愛することを最優先すると
良い・悪いの二極化思考が外れていくので
自己肯定感も自然に高まるようになります。

自分自身を許すこと、癒すことは
自分の命を大切にすることなんですよね。

根本の部分から過去の自分に対して
少しずつ認めていけば、

人は必ず自分にも優しくなれますし
建設的な言葉も増えていきます。
焦らず1歩ずつで構いません。

嫌味ったらしい言い方をするのは、
親も過去の影響が強いのです。

なので、少し俯瞰した所から
親を見れる余裕を持つためにも
あなたも自分自身を癒してくださいね。

寝る前に瞑想をするのも有効です。
※良いも悪いの二極化思考から
離れていくことができます。

1つの出来事に対して感情は選べます。
だからこそ、良いも悪いものない次元へ
魂を上昇させていくことが大切です。

ただ、そうは言っても子どもの頃は
なぜ親はそんなことをいうのだろうと、
嫌味ったらしい言い方に傷つきます。

しかし、この心の傷を気づきに変えれると
自分への癒しに繋がっていきますからね。、

トラウマや不適切な環境によるものから
根本的な脱却が子供の時は思っているよりも
簡単には出来ません。

あなたが自分の親になること

僕たちの心にはインナーチャイルドといって
子どもの頃の傷に折り合いをつけれなかった
心があります。

だからこそ、自分が自分の親になるという
インナーペアレントの心をもつことが大切です。

子どもであるあなた自身が
自分の中から変化を起こすこと

例えば既に親がアダルトチルドレンであることに
なんとなく気づいている場合なら、

子どもは自分自身の行動や言葉を変えることで、
親に気づかせることができます。

子どもは、親に対して角度を変えた優しさや
ある程度の理解がある態度をとることで、

親も自分自身を見つめ直すきっかけを
作ることができます。

親に愛(感謝)を話しかけること。

子どもは親に角度を変えて話しかけ、
少し驚くかもしれませんが、

自分自身の感情や経験を
母親と共有することで、

親が自分自身を見つめ直す心を
子どもからの愛で作ることができます。

だからこそ親に対して、
自分自身の気持ちや経験を
素直に話すことが重要です。

もしも10代で悩む子どもさんが
この記事を見ていらっしゃるなら

自分自身で親に気づかせることが
難しい場合も多いと思います。

そういう時は学校のカウンセラーや
専門家に相談することで、

親に対するアドバイスや
サポートを受けることができます。

もちろん親がアダルトチルドレンで
あることに気づかせることは、
簡単なことではありません。

子どものあなたは自分自身だけが
責任を持ちすぎなくでいいんですよ。

アダルトチルドレンの親と向き合う理解

過去の親の傷つける言葉や行動によって、
私たちはその影響を受け、その結果として、
アダルトチルドレンになることがあります。

繰り返しますが、これらの傷つける言葉は、
親自身が子供の頃に経験した虐待や拒絶、
家庭内暴力などの影響から来ていることが多いのです。

しかし、この痛みを乗り越えるためには、
まずは理解することから始めましょう。

そして、自分自身に対する理解と
対処法を見つけることが必要です。

これには、自己嫌悪の種を見つけ出し、
自分自身に対して少しずつ
優しくなることが含まれます。

一つの方法は、肯定的なアファメーション
(自己肯定的な言葉)を使うことです。

例えば、「私は大丈夫だ」「私は価値がある」
「私はこれを乗り越えられる」といった言葉です。

これらの言葉は、自己否定的な思考を打破し、
自己肯定感を高めるのに役立ちます。

また、自分自身の強みや成功体験を思い出すことも、
肯定感を高めるのに有効です。

自分が過去に成し遂げたこと、
小さな成功も大きな成功も、

全てが自分自身の力となります。

感情を抑圧するのではなく、自分の感情を認識し、
適切に表現することも大切です。

感情を抑圧することは、ストレスや不安を
引き起こす可能性があります。

感情を自由に表現することは、
自己理解と自己受容の一環となります。

親に対しても、自分自身の気持ちや
経験を素直に話すことが重要です。

その際には、自分自身の感情や経験を
親と共有することで気づきが生まれます。

また親に対して感謝の気持ちを伝えることも、
親が自分自身を見つめ直す心を
作ることにつながるでしょう。

そして、あなた自身が親に対して
変化を起こすことも重要です。

自分の行動や言葉を変えることで、
親に気づかせることができます。

親に対して角度を変えた優しさや
理解がある態度をとることで、

親も自分自身を見つめ直す
きっかけを作ることができます。

ただし、このプロセスは容易なものではありません。
そして、子どもが親のアダルトチルドレンを
解決する責任はありません。

そのため、あなたがこのプロセスを通じて
困難を感じた場合は、

プロのカウンセラーや専門家に
相談することをお勧めします。

結論として、親の言葉や行動による傷は
深いものであり、

その影響は私たちの大人になるまで続きます。

しかし、これらの痛みを乗り越え、
自己理解と自己受容を深めることで、

私たちは自分自身に対しても、
親に対しても、より優しく、
より理解することができます。

これは一日一日の積み重ねによるものですが、
その結果として私たちはより健康的な
自己意識と関係性を築くことができます。