生きづらいのが甘えと言われるのが辛い

生きづらさを手放すカウンセラー松野です。

今日はこのブログのテーマでもあり、
よく相談を頂く「生きづらさ」について
お話をさせてくださいね。

日本では「生きづらい」気持ちを
「甘え」と解釈する風潮があります。

職場でも、家庭の中でも甘えと言われ
本人としてはきついですよね。

「生きづらさ」って現代社会において
僕たちが抱える抽象的な感情の一つです。

自己肯定感の低さの問題、
周囲との関係性、

自己認識の歪みなど、
色んな要因から生じるのですが、

これらの問題っていつの時代も
本人の想いを汲み取らずに

表面上だけで「ただの甘えでは?」
という反論が寄せられます。

生きづらいと感じることは
決して甘えじゃないですからね。
大丈夫です。

⇒生きづらさで苦しい時は
こちらのページをご覧ください。

生きづらさは甘えじゃないよ?

本音を抑えたまま誰かの為に
一生懸命になって生きていくと、
生きづらさが突然起こります。

この症状が出ていない時は
生きづらさに苦しむ方の
本音が分からないので、

「見えない苦しみ」に対する理解が
不足しています。

そもそも「生きづらさ」って、
心の病気のようには見えないし、

DVのように明確な外的原因がない場合も
非常に多いんですね。

また全てとは言いませんが、
幼少期の愛着障害が社会人になってから
生きづらさとして出てしまい、

実は症状を追いかけていくと
アダルトチルドレンになっていた
ということもあります。

カウンセラーの僕も昔はそうでした。

社会的な価値観から生きづらさが出る?

日本社会には「地道に耐える」ことが
美徳とされる文化が根付いています。

もう少し詳しく噛み砕いてみると
日本ってハイコンテクスト文化

※空気を読め、察しろが強いということ

なので、愛着障害と同じように会社では
先輩や上司の顔色をみながら、

自分の本音を抑えて輪を乱さないことが
当たり前として見られてしまうので、

周りに承認されないと自分の存在を
認識することが出来なくなって
どんどんしんどくなるんです。

そのため、「生きづらさ」を訴えることは
「耐えきれない」と言っているように解釈され、
「甘え」とラベル付けされちゃうんです。

もう社会は充分に厳しいですよ?
「生きづらさ」を甘えと一概に
片付けてしまうのは大きな誤りです。

本人が抱えている心の問題を見過ごし、
解決の手掛かりを失ってしまうのだから

生きづらさで苦しい場合は僕たちの様な
カウンセラーを頼ってくださいね!

⇒LINEの登録はコチラです。

そもそも「生きづらさ」って
誰にでも起こります。

内面的な葛藤や苦悩の表れですから
誰もが理解し支えることこそが必要です。

コロナ禍してから尚更「生きづらさ」は
40代を中心に増えています。

寄り添う対話を深めることが大切なのですが
その為にメンタルを鍛えるとか考えなくていいです。

他の記事でも書いていますが、
メンタルは弱くていいんですよ?

なぜなら、メンタルは常に揺れ動くものだからです。

生きづらさを減らすのは
メンタルじゃありません。

生きづらいからメンタルを
鍛えなきゃって・・・

そんなに思い込む必要はありません。

本当に大切なのはもう少し手前の所で
生きづらさの種をみつけることなんです。

メンタル本を読んだら一次的な回避になるので
ちょっと元気になったような気がします。

でも、すぐにまたいつもの自分に戻って
あ~やっぱり私ってダメだなって・・・

もっとてっとり早く生きづらさを減らす為に
何かいい方法ないかな~と考えていると・・・

根本と向き合っていないので、
手段を通じて解決できない自分を
なんとなく恨めしく思ってしまいます。

そうなると更に自己肯定感が低くなるので、
ここは気を付けてくださいね。

より包容力のある社会を作り出す為には
自分の力で自分の心を癒せるようになることです。

誰にでも生きづらさはあるからこそ、
一人ひとりが自身の「生きづらさ」を認め、

他人の「生きづらさ」を否定せず、
1歩ずつ理解することから始まります。

この思いやりと理解が僕たち一人ひとりにとって、
そして社会全体にとって、

より良い未来を創り出すための
鍵となっていくと思うんですね。

今、そんな本を5冊目の著書として
書かせてもらっています。

誰かの生きづらさに寄り添うのは
今の僕の役割といいますか、
使命だと思っています。

生きづらさを抱える全ての人へ

あなたは一人ではありません。

共に考え、共に支え合い、
自己嫌悪の種をみつけていきましょう。

生きづらさを減らす過程で
必要となるのが「自己受容」です。

この「自己受容」って何かと言うと・・・
ありのままの姿を認識し、認めることです。

自分の「生きづらさ」を
無理に隠すのではなく、

自己観察をして受け入れることで、
本当の自分と向き合う勇気が生まれます。

その為には、他人の「生きづらさ」にも
理解を示すことがとても重要です。

「生きづらさ」を感じている人は
自分だけではないという共感が
生まれることで、

孤立感が減り、共感や理解が
深まっていくようになります。

社会全体が「生きづらさ」を理解し、
それを無視するのではなく受け入れ、

お互いが支え合う風潮を
これから作り出すことが大切ですよね。

どんなに「生きづらさ」を感じていても、
それは決して「甘え」ではありません。

それはただ、自分自身の感じている苦しみや
困難に対する正直な反応です。

自分を理解し、認めることで、
少しずつ過去を手放していけます。

もちろん、生きづらさを感じない方もいます。

だからこそ、他人の「生きづらさ」を
理解するのは難しいのです。

しかし、勘違いをしてはいけないのが、
生きづらさを感じない方は、

ある人が実際に感じている苦しみや
困難を否定している訳ではありません。

人それぞれの経験や背景、感情によって
異なる形で生きづらさは現れるからです。

だからこそ、他人の「生きづらさ」を
自分の価値観や経験だけで判断するのではなく、

その人自身の声を尊重し、理解しようと
同情ではなく共感する姿勢が求められます。

自己嫌悪からくる「生きづらさ」を
甘えと考えてしまう一因は、

現代社会のパフォーマンス重視の風潮が
僕たち人間に出ていますよね?

自己実現や成功を追求するあまり、
人間の脆さや弱さ、困難を抱えることを
「甘え」と捉えてしまう・・・

でも、それは人間としての本質を
見失ってしまう可能性があるんですよね。

人間は完璧ではなく、誰しもが弱さや困難を抱え、
時には助けを必要とする生き物です。

本当の自立は助けて!と言えることです。
依存先は多くて構いません。

「生きづらさ」は決して甘えではなく、
その人自身の内面から起こる叫びです。

この生きづらさはメンタル本では解決しません。
なぜなら、自己嫌悪の種をみつけていかいからです。

生きづらさが消えないからこそ、
メンタル本が売れまくります。

でも、繰り返しますがメンタル本は
一時的な回避にしかなりません。
すぐに元の自分に戻ります。

これは潜在意識がそう叫んでいるからです。

変われない自分、続かない自分
すぐに飽きてしまう自分を繰り返すと

頭の中で自己否定を繰り返すので、
最後は自己嫌悪になっていきますから
どうか気を付けてくださいね!

PS その1

見た目の美しさを磨くことも
大切なのですが、

見た目よりも習慣を磨くことが大切です。
本当の輝きは自分のあるがままの姿なのですから・・・