hspの方は生まれ持った気質から
人の目線が異様なほど気になる
傾向にあります。
人の目が気になるという表現は、
人からどう思われているかと
ニアイコールです。
何かある度に自分の行動が
人からどう思われているか?
これらを敏感に感じやすく
精神的にも疲れやすくて
これらの積み重ねから
生きづらさが生まれます。
どちらかと言うと自己嫌悪が
いつも強いので、
周りから気にするなと言われても
どうしても気になってしまうのです。
ただ、僕もそうなのですがhspだけど
幼少期の頃に積み重ねてしまった
過去の記憶から、
ACも絡んでいる事が多いんです。
なんとなくこんな感じの考えが
日常の中で浮かぶことがあります。
・周りから自分は気にしい屋と
いつも思われていないか?
・身近な人たちに嫌われていないか?
どこかで自分が何かしたのかな?
・実は器が小さいな、気が弱いな
能力がないと思われたらどうしよう
色んなことを考えてしまいます。
難しいのは、これらのことって
自分でコントロールすることが
どれだけ考えても出来ません。
それは自分自身が分かっています。
それでも深く考えてしまうのが、
hspの奥に隠れているACなんです。
hspじゃなくてACだけの方もいます
ただ、高い確率でhspさんはACや
トラウマが絡んでいます。
人の目が気になるからこそ、
自らの行動に制限をかけたり
自分の思いとは裏腹な事を
言葉にしてしまったり、
本当の自分を隠して周りに合わせて
自分を偽ったりするなどが起こります。
この「人目が気になる」気持ちも
自己嫌悪の種が引き起こしています
ただですね、気を付けて欲しいのですが
「人目が気になる」といっても
人それぞれの中で自己嫌悪が
根付いてしまった理由って
これも違います。
だからこそ、同じ方法のみで
解消しようとしても難しいのです。
難しいからこそ、カウンセラーの僕たちは
考え方を変えることだけを、
毎日悩んでいる方に教えるだけでは
少しきついんです。
だからこそ、寄り添わないといけません
僕がカウンセリングの
ご依頼をいただく時に
例え話として伝えるのですが、
ちょっとお腹が痛いからといって
何も原因を把握せずに、
適当に薬を飲んで様子をみながら
やり過ごそうとしているのと
同じなんですね。
誰もが原因は違うとしても
お腹が痛いなという症状は出ています
そこが違うのに、基本療法が同じでも
無理に当てはめてはいけません。
当てはまらない時は別の方法が
色々とありますし、
必ず糸口が見つかります。
だから対処方法を強制せずに
自分に合う捉え方、考え方などは
あなたが納得して幸せを感じることが
心からできればいいと思うんです。
「自己嫌悪の種」が自分の中で分かると
どうやって種が生まれて、
日常の中で根付いてきたかも
自分自身が1番分かる様になります。
そうすることで、的確な対処法が
自分の中でわかっています。
そうすれば、今よりも自分から
発生したネガティブな感情とも
うまく調整できるようになります。
少しずつだけど、生きづらさの対応方法が
これまでよりもうまくなれます。