相手に依存してしまう理由

生きづらさを手放すカウンセラー松野です。
今日のお話は令和の時代において
めちゃくちゃ重要な話です。

多くの方が心の片隅で感じる
生きづらさ・・・

日本は豊かすぎるからこそ
生きづらさを感じる所もありますが、

ネット社会になってから一気に
苦しい先の未来に対して自殺を選ぶ方が
増えてしまいました。

特に日本と韓国は自殺志願者が
増えている状況です。

僕はそんな状況を変えたいと願う一人です。

その為に身につけないといけないスキルとして
自己愛と自愛の違いを知ることだと思うんですね。
今日は「ありのままの私・・・」についてです。

相手に依存してしまう方は必見です。

生きづらさを感じる方のほとんどが
「自愛」と「自己愛」が混同していることが多いです。

これら2つの言葉は似ているようで
その意味するところは全く違います。

またカウンセラーの方でも自愛を知らず
自己愛で定義している方も多いです。

まず「自己愛」について一緒に考えてみましょう。
簡単に言うと・・・・

本来の自分ではない自分を愛そうとしてませんか?

相手に依存してしまう人は
本来の自分ではない自分を
愛することを指します。

例えば、仕事で成功を収めた自分、
または他人から認められる自分といったように、

どこかしら社会の中で演じている自分や
外から見た自分を愛し認めることを言います。

ただ、この自己愛は本来の自分とは違う自分を
受け入れようとするため、

心の奥底ではどこかしら無理をする自分もいるので
何かしらの自己否定が生まれ続けます。

その為、自己承認を他者に求めながら
同意させようとする傾向があります。

自分が承認されないと他者を軽視して
自分の良い所だけを強調しがちに・・・

また親子関係の愛着障害が残っていると
この自己愛の傾向は強くなり、

色んな場面で自分の存在価値を
他人に依存しやすくなってしまいます。

自己愛と自愛の境界線は
本格的に生きづらさが出ないと
普段はかなり曖昧です。

なぜなら学校教育はもちろんのこと
会社に入っても社員研修などで
このあたりのことは学ばないからです。

自己愛が加速すると、うまくいっている時の自分。
他者に賞賛されている自分しか愛せなくなり、

逆にうまくいかない自分や落ち込む自分を
徹底的に排除しようとして認めようとしません。

自分自身の中でも、そして社会の中でも
人間関係でトラブルが頻繁に続いてしまうと、
周りにいる人たちは、

あの人は発達障害ではないか?
ちょっとパニック障害があるんじゃないか?
そんな噂話をするようになるのですが、

そうじゃありません。

過度な自己愛が引き起こす障害としては
あなたも聞いた事があるかもしれませんが、
どちらかというと、

自己愛性パーソナリティ障害も考えれます。

ただですね、1つの知識として
持っておいてほしいのですが
精神科にいっても、

〇〇性パーソナリティ障害という診断を
言われることはありません。

これは治療が確立していないのもありますし、
〇〇性パーソナリティ障害に特化した先生が
日本では少ないからです。

更に保険での治療が適用されていません。

なので、アダルトチルドレンの場合も症状なだけで
病気じゃないのですが

過度な状態が続くと保険が適用される
うつ病と診断されることもあり、

そもそもうつ病じゃないので、
薬が効かないこともあります。

同様に〇〇性パーソナリティ障害も、
うつ病からの派生みたいな感じで
保険適用の中で判断されることが多いです。

僕の場合、父からのDVが長く続いて
慢性的なトラウマがありました。

症状で言うと複雑性PTSDという精神疾患です。
処方される薬は特化されている訳ではありません。
どの症状もだいたい薬は同じです。

すみません。病院を否定している訳ではないんです。

僕は出逢いと読書の繰り返しから薬を飲まずに、
アダルトチルドレンもPTSDも克服出来たのですが、
もちろん、うつ病やパニック障害など
薬で楽になる症状はたくさんあります。

だけど、同じぐらい楽にならないこともありますし、
その手前の部分で悩んでいる場合は難しいんです。

仮に心療内科に通うとしても臨床心理士との波長が
本人と合う・合わないもありますし

逆にひどいことを言われて傷つく人います。

実践する治療方法などは、
カウンセリングだけじゃなく

自愛が出来るように認知行動療法が
メインになります(保険外)

なんか認知行動療法と聞くと難しく聞こえますが、
簡単にいうと瞑想などのトレーニングです。

話を戻しますが、この自己愛がいきすぎると
何が怖いのかというと・・・

自己中になりやすく、相手のことはどうでもいい。
相手を自分を満たす為の道具にしか思えないぐらいになります。
自分の中で勝手に上下関係を作ってしまうんです。

よく言われるのが、団塊世代以上の諸先輩たちは
この自己愛の傾向が強い中で育っているので
自己に対する認知の歪みが強いらしいです。

例えば、昔テレビドラマでよく見かけていた
一家の大黒柱でもあるお父さん。

給料を持ってきている俺を称えよ。
家の中では俺が1番偉いんだ!

女は黙って家事をすればいい。子供は勉強して、
いい大学に行って、いい会社へ入れ~みたいな・・・
なんとなく分かりますでしょうか?

自己愛が強い方は「アイムオーケー」が
自分の内側から出来ないんです。

等身大の自分として自分から自分にOKが
どうしても出せない。

ダメな自分にまでOK出したら
それは負けになると思いがち・・・

偽ってでも周りから賞賛される自分が、
本当の自分だと思い込みたいんです。

ただですね、承認欲求は誰にでもあります。

でも間違っちゃいけないのが
承認されないと生きていけないと
思ってしまっていることが問題なんですね。

結局は、自己愛が強くなりすぎるのも
過去をたどっていくと・・・

この根本の原因は親子関係や幼少期の愛着が
何かしら絡んでいると僕は思っています。

生きづらさで悩む方の大半が
アダルトチルドレン予備軍と呼ばれ

トラウマや虐待、DVなどの愛着障害から
自己愛と自愛の違いが分からず、

本当の意味で自分の人生を歩めていない方が
多いからこそ、自愛が大切なんですね。

あなたはあなたのままでいいんです。

ぜひですね、あなた自身も、
そしてお子さんがいらっしゃるなら

僕たちは存在しているだけで
生きる価値があるということ。

他人からの評価や賞賛がなくても、
また家族からの凄いねとか言われなくても、

見てもらないとしても、愛してもらえなくても、
あなたが存在しているだけで価値があるんです。

僕も、あなたも存在しているだけで
必ず誰かを幸せにしています。

褒めてもらわないと、賞賛をもらわないと
他人に認められないと、愛されないと
私には価値がない・・・って、

これらをイコールとして
くっつけてはいけません。
全く別問題です。

いつも伝えてあげてください。

あなたが生きているだけで
今、ここに存在しているだけで
価値があるのだと・・・

ダメな自分も、何もできない自分でも、
誰に見てもらえなくても、評価されなくても
ココにいる私は世界に一人しかいない。

それだけで価値があるんだって、
それでいいんだと・・・

生まれただけで、どれだけの人を笑顔にしてきましたか?
あなたが生きているだけで価値があります。
その気持ちを強くもてるように、

人間としての生き方と在り方を
常に学んでいくことで、

他人からの愛を受け取らなくても
自分から自分を愛せるようになります。

僕は4冊目の書籍で覚悟の準備を書いたのは、
そこにメッセージを送りたかったからです。

ただ、そうは言っても覚悟なんて
簡単には決まりません。

覚悟の準備が必要なのは、
すぐに覚悟は決まらないからであり、
大切なのは・・・

「すぐには変われないこと」を覚悟して、
自分の生き方を作る為に挑戦することなんです。

自分の人生に起こる「ある出来事」は人生の断片。
つまり、全体の一部に過ぎません。

そのパーツを1つ、また1つ当てはめて
自分の人生が完成していきます。

自分という全体像に自信を持つこと、
断片1つで人生は決まらない。
だから、大丈夫。

何度も言いますが、
生きづらさで悩む原因の1つに

親の問題を自分ごとにして
背負っている優しい人に多い。

親の要求や頼りにされることが、
子供としての『存在価値』だと
環境の中ですりこまれる。

何歳になっても心の本音にアクセスができない。
「辛い顔を見たくないから言い出せない」時は、
心の中で…

親の問題と私の問題に対して
しっかり境界線を引いて

「課題の分離」をするこそ
心の中だけでも親の課題を
跳ね返すことが大切です。

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