機能不全家族。長女は恋愛や結婚が怖い?幸せになれない?

生きづらさを手放す心理カウンセラーの松野です。
今日は機能不全家族で育つと幸せになれないのか?
恋愛や結婚も失敗しやすいのか?

ここについてお話をしていきますね!
結論からいうとそんなことはありません。

僕もゴリゴリの機能不全家族の中で
宗教問題や嫁姑問題、親族との比較、
父のDVなどで育ってきましたので
断言します!

機能不全家族の中で育ったからこそ
幸せに対する感謝は強くなれたということ。

そんな僕が商業出版として本を書いたり、
生きづらさに悩む方のカウンセリングなどの
お仕事をさせてもらっているのですから・・・

人は何歳からでも成長できるし
変われるんですよね。

今日は長くなりますから
先に機能不全家族とは?について
お話を差し上げたいと思います。

機能不全家族の特徴

機能不全家族の特徴について、
もう少しかみ砕いてご説明しますね。

不健全なコミュニケーション

機能不全家族では、家族間でのコミュニケーションが不足していたり、非効果的であることが多いです。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

オープンで正直な会話が行われない
感情的な抑圧や過剰反応が見られる
会話が一方通行である
会話の中で、攻撃的な言葉や行動が用いられる
不健全なコミュニケーションは、家族間の信頼関係や理解を損なう原因となります。また、家族メンバーが自分の感情やニーズを表現することに困難を感じるようになることもあります。

境界線の問題

機能不全家族では、家族メンバー間の境界線が不明瞭であり、個々人のプライバシーや自立性が尊重されません。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

家族メンバーの役割や責任が不明瞭である
家族メンバーが過度に干渉し合う
家族メンバーが自分の気持ちや考えを押し付け合う
境界線の問題は、家族メンバーの個性や独立性を育むことを妨げます。また、家族メンバーが自分の感情やニーズを理解することに困難を感じるようになることもあります。

制御と支配

機能不全家族では、家族内の一部のメンバーが他のメンバーに対して過度な制御を試みることがあります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

家族メンバーの行動をコントロールしようとする
家族メンバーの考えや感情をコントロールしようとする
家族メンバーを脅したり、罰したりする
制御と支配は、家族メンバーの自由や自立性を奪う原因となります。また、家族メンバーが自分の感情やニーズを表現することに困難を感じるようになることもあります。

無視されるニーズ

機能不全家族では、家族メンバーの感情的、物理的ニーズが無視されたり、否定されたりすることがあります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

家族メンバーの感情的なサポートが不足している
家族メンバーの物理的なニーズが満たされていない
家族メンバーの意見や考えが尊重されない
無視されるニーズは、家族メンバーの自己肯定感や自尊心を低下させる原因となります。また、家族メンバーが自分の感情やニーズを表現することに困難を感じるようになることもあります。

機能不全家族で育った人々の問題

自己価値感の低下

機能不全家族で育った人々は、自分自身の価値を認識するのが難しくなります。これは、以下の要因によって引き起こされます。

家族からの愛情や承認が不足している
家族から否定的な言葉や行動を向けられている
家族の中での自分の役割や存在意義が明確でない
自己価値感の低下は、自信のなさや自己否定につながり、対人関係や仕事、人生のあらゆる面で問題を引き起こす可能性があります。

対人関係の問題

機能不全家族で育った人々は、信頼の問題や、他人との健康的な関係を築くことが難しくなることがあります。これは、以下の要因によって引き起こされます。

家族の中での信頼関係が不足している
家族の中での暴力や虐待の経験がある
家族の中でのコミュニケーションが不足している
対人関係の問題は、孤独感や孤立感、不安やストレスなどの感情につながり、人生のあらゆる面で問題を引き起こす可能性があります。

感情的な問題

機能不全家族で育った人々は、うつ病、不安障害、ストレス関連の問題など、さまざまな感情的な問題に直面することがあります。これは、以下の要因によって引き起こされます。

家族の中でのストレスや緊張が常にある
家族の中でのネガティブな感情が共有されている
家族の中での感情的なサポートが不足している
感情的な問題は、日常生活に支障をきたし、人生のあらゆる面で問題を引き起こす可能性があります。

機能不全家族に対する克服方法

機能不全家族で育った人々は、以下の方法でこれらの問題に対処することができます。

自己認識の高め

自分自身の感情や行動のパターンを理解し、自己受容を深めることが重要です。そのためには、以下のことに取り組むとよいでしょう。

自分の感情や思考を観察する
自分の行動を振り返る
カウンセラーやセラピストと話し、自分自身について理解を深める
健康的な境界線の設定

自分自身と他人との間に健康的な境界線を設定することで、自己尊重と他者尊重のバランスを取ることができます。そのためには、以下のことに取り組むとよいでしょう。

自分の感情やニーズを認識する
自分の感情やニーズを他人に伝える
他人の感情やニーズを尊重する
サポートネットワークの構築

信頼できる友人や家族、サポートグループなど、サポートネットワークを構築することも有効です。サポートネットワークがあることで、孤独感や孤立感を軽減し、困難なときに助けを求めることができます。

まとめ

機能不全家族で育ったことは、個人の人生に多大な影響を及ぼすことがありますが、適切なサポートと自己ケアを通じて、これらの影響を乗り越え、健康的な人生を送ることは可能です。重要なのは、自分自身の感情やニーズを理解し、自己受容を深め、健康的な人間関係を築くことです。

以下に、具体的な対処法の例をいくつか挙げます。

自己価値感の低下

自分の良いところや長所を書き出し、それを繰り返し自分に言い聞かせる
自分に自信を持てるような目標を立て、達成する
自己肯定感を高めるセラピーを受ける
対人関係の問題

信頼できる友人や家族と話す
カウンセラーやセラピストと話す
コミュニケーションスキルを学ぶ
感情的な問題

自分の感情をコントロールする方法を学ぶ
ストレス解消法を見つける
これらの対処法は、あくまでも一例です。
自分に合った対処法を見つけることが大切です。