マインドコーチの松野です。
今日はメンタル本を読んでいても
人生がうまくいく感じがしないという
メール相談を頂きました。
実は、こういうご相談は結構多いです。
メンタル本のオススメを沢山見ている方は注意!
ただ答えは、とてもシンプルでして
自分の中でマインドセットを行っていないので、
1つ1つの出来事で揺れ動くメンタルが
右往左往してしまうからこそ、
メンタルの本をたくさん見ても
日常の中でうまく活かせないんですね。
原因は外側よりも内側の方がほとんど
外側の人や環境が自分を作っているのではなく、
実際は内側から生まれています。
口から出す言葉が大切だと言われるのも、
常に感謝精神を持つ事も内側から
溢れていくものですし、
自分の軸がないとメンタルに右往左往します。
メンタルは精神の状態を指します。
要は常に揺れ動くものなんです。
だからこそ・・・
この「常に揺れ動くもの」という理解がないと、
自分の目の前に起きる出来事に対して、
ポジティブになったり、ネガティブな感情に
毎日大切な自分が振り回されます。
そうなると人は自己肯定感を上げなきゃと、
自分に無理という付加を与えはじまります。
自己肯定感は上げなくていい理由
メンタルの上げ下げの問題ではなく、
基本は保ち続けられる様に考え方を
柔軟にしないといけません。
その時その時に起きる精神状態に対して、
ありのままの自分でどう受け止めて、
どう典子植えようと考えきれるか?
ここで重要になってくるのが
冒頭でお伝えしたマインドセットが、
自分の中でしっかりと出来ているか
どうかになります。
マインドセットは訳すと
信念や目的を指します。
つまり、自分がどういう人生を送りたいか?
自分がどういう人間になっていきたいのか?
こっちを先に決めておかないと、
常に揺れ動くメンタルに対して
自分でコントロールが出来なくなり、
どうしても自分を守る為に、
他者や環境のせいにする事が癖になり、
起こった出来事のせいにしやすくなります。
でもそうじゃないのです。
必ずそこには意味がありますし、
捉え方1つで次の行動が変わります。
起こる現実に対してどう受け取るか?
例えば、著書。命の時間を読まれた方は
もうご存知だと思いますが、
僕は34歳になって会社を立ち上げました。
その約半年後に母が末期がんで倒れてしまい、
急に在宅介護の生活がはじまりました。
その3ヶ月後に父もがんで緊急入院。
3週間後に退院は出来ましたが、
1週間も経過しない内に敗血症で入院。
その後、肋骨の骨転移が見つかり入院
今は認知症です。
この現実に対して、なんで自分の人生に
こんな出来事が起こるんだと思う人も
世の中にはたくさんいます。
逆にこの経験が今の自分に対して、
こういう事を教えてくれていると
経験に変えようとする人もたくさんいます。
だから起こる出来事に対して
どう考えて、どう受け止めて、
次に繋げるかなんです。
僕たちはどこまでいっても
自分から逃げることはできません。
だからこそ、自分の人生を引き受けないといけない。
本当の意味で自分の人生を引き受ける
覚悟を持たないと、
他人や環境のせいにしてしまうので
大切な時間が支配されてしまいます。
そこに時間を使うのが勿体ないなと
どれだけ思えるかどうかなんです。
当時の僕のメンタルだって当然ながら
大丈夫かな?亡くなってしまうのかな?と
常に揺れ動きます。
でも、心がボキッと折れた事は
1度もないです。
折れかかった事はあります。
でもマインドが自分を支えるんです。
メンタルトレーニングの前にマインドセット
メンタルが支えるじゃありません。
マインド(心そのもの)が支えます。
毎日に対してどう受け止めたら
自分は前を向けるか?
自分の人生に対して、
どう決断するのか?
この根元を支えるのがマインドです。
自分はこういう人生を過ごすんだ。
自分はこういう人物像になるんだ。
目的に対する信じる心を
はじめに決めることなんです。
そうすれば考え方も柔軟になります。
なので、マインドが整っていない中で
表面的なメンタルトレーニングをしても、
人は直ぐに普段の自分に戻ります。
なぜなら、そっちの方が楽だからです。
変わること(成長)から得られるメリットよりも
変わらないままで得られるメリットを探して、
結果的に変わらないままで得られる方法を
追いかけ過ぎてデメリットになる事もあります。
だからこそ、マインドセットが重要です。
世の中はメンタルメンタルと言ってますよね?
スポーツでもメンタルトレーニングが
普通にあるくらいです。
理屈的にはメンタルトレーニングをすれば、
少しずつメンタルが強くなるからこそ、
マインドも強くなると言われています。
でも違います。逆です。
繰り返しますがメンタルそのものは、
誰でも常に揺れ動くものだからです。
僕はこれまで1000人以上の方と
スカイプやZOOMを使って、
副業や人生相談について
色んな話を受けてきました。
そこで出てくるのが今の精神状態を指す
メンタルが必ず絡んできます。
例えば男性であればお金を稼ぐ為に
副業をやっている方が多いのですが、
日中の仕事に追われて家に戻ったら
奥さんの愚痴話も聞いてあげないといけないので
どうしても疲れで寝てしまうと・・・
なので、今日の作業が出来なかった。
女性であれば家事に追われて
少し落ち着いたかと思ったら
今度は子供を寝かせないといけなくて、
そうこう言っている内に
旦那が帰ってきて、
結局やろうと思っていた事が
今日も出来なくてブログが書けず
朝起きて出来なかった
自分を責めてしまうばかりで、
いつもこれの繰り返しなんですと・・・
一例ですが続かない方の多くは
こういう理由がほとんどです。
でも、今の現状を変えたいとは思っています。
だけど続かない。学ばない。時間を生み出さない。
結果どうなるかと言うと・・・
さきほどお伝えした通り、
今の自分が変わらなくても、
出来る方法を探します。
つまり、スタート地点に戻るだけなんです。
こういう状態でメンタルの本を読んでも
自分の心に浸透するのは一瞬です。
本当に一瞬なんです。
なぜなら浸透しても日常の中で
何度も実践を続けませんし、
繰り返し読もうとさえ思えないからです。
それで出来ないという言葉を使います。
本は特にですが、1度読んで全体の事を
覚えられる人なんてほとんどいません。
繰り返さないといけない事は
頭の中では分かっているんですね。
でも日頃のメンタル状態で浮き沈みが出ます。
だからこそ根元を支えるマインドが、
どれだけ重要なのか分かられると思います。
マインドは心そのもの。セットは固定。
これがマインドセットです。
ビジネスをしているとマインドが大事と
良く言われるのはそこにあります。
目標ではなく、目的を持つ事が大切です。
自分はこういう風に生きよう!
自分はこういう人間を目指そう!
この根元は何の為に、誰の為に
自分がどういう人間になりたいのか?
ここをカチッと決めましょうね!
日常の中で起きる出来事に対して
僕たちは常にメンタルに左右されながら
毎日を過ごしていますので、
言い訳を探す時間の方が多くなります。
メンタルよりも、マインドが先です。
マインドが固まり信念が出来るからこそ、
日常の中で揺れ動くメンタルを
自分の中でコントロールしながら
僕たちは前を向いていけるのです。
最後の最後で自分の応援団になるのは
自分しかいませんよ?
最後の最後で一番助けてくれるのは
自分の生き方で積み上げていくものです。
メンタルに左右されて仕事がうまくいかない。
上司や部下とうまくいかない。
どうすれば時間を生み出せるのか?
僕はどうやってきたのか?
介護がはじまりそうなんだけど
どうすればいいのか?
色々と悩みがある場合は
予約待ちにはなりますが、
初回2時間の人生相談は無料ですので、
僕と一緒にマインドの部分を決めたい方は、
その1歩を踏み出してみてくださいね!
覚悟の準備にも書かせてもらいましたが、
マインドセットをするには、
真の自分と向きあう時間が大切です。
僕たちはどこまで行っても、
自分からは逃げれません。
ありのままの自分でいる為には?
ありのままの自分でいる為には、
相手に期待をし過ぎないことです。
みんな一人ひとり価値観は違います。
家族でも所有物じゃありません。
夫婦でも自分の所有物ではありません。
僕たち人間は現実社会に自分を合わせようと
いつも必死になってしまいますよね?
こう思われたい、ああして欲しい
自分をこういう風に評価して欲しい
実は求めてばかりなんです。
まずはその執着から離れると、
だいぶ楽になります。
何を得ようではなく、何が与えられるか?
自分の目的に沿った生き方をしていけば、
他人の目は気にならなくなります。
自分の身体を1つの塊として魂と捉える
10代の頃に和尚さんの説法を受けている時に
こんな話をされていました。
人間は、魂を持った肉体だと思いがちだけど
実はそうじゃないという話。
人間は肉体を持った魂なんだと・・・
肉体も含めて1つの魂と思いなさい。
心は目に見えませんよね?
でも人間は目に見えない心と共に
毎日を過ごしていますよ。
だから肉体を含めた1つの塊が魂なんです。
そう考えると魂は肉体の寿命が終わろうとも
永遠なんだという事が分かります。
1つの魂なんだという意志を持って生きた方が、
人間は生きやすいのですよと言われてました。
正しい・間違いすらも本当の意味ではないと、
それは人間が勝手に都合の良い様に
決めているだけで、
人生を豊かにしたいならあなたを相手に
損得を考えずに与えることです。
だから自分の価値観を相手に押し付けたり
意見が合わない事に腹を立てる事はない。
つまり、自分は相手と同じ考えにはなれないけど
受け容れる心だけは持とうと尊厳を守りなさい。
あなたはあなた、私は私の意味は
そういう事なんです。
10代の僕は全く意味が分かりませんでした(笑)
どちらかと言うと分かろうとしていない感じです。
言葉は悪いのですが(すみません)
このハゲは何を偉そうに説教たれてんだ。
さっさと家に帰って友達と遊びたいんけどな
このぐらいの感じでした。
最後に・・・
信じたいなら実感出来る生き方をしないと
ずっと分からないままで、
常にあなたの生きる道の中で
迷いばかりが続きますよと言われました。
和尚さんの言われた通り、
ここから僕は20代中盤まで
どう生きればいいのか?
迷いに迷いながら、何かあれば人のせい、
環境のせいにしながら生きていく事になります。
だからこそ、ご先祖さんが、
僕にキッカケを与える為に、
1年で6回の追突事故に遭う
大きな出来事を通じて、
僕に生き方を変える為の
マインドセットをさせる為に
どうしても気づかせたかったのだろうと思います。