自分なんかいなくてもいいと思ってしまうのはなぜ?

生きづらさを手放すカウンセラー松野です。
特に僕も中学生の頃は、

「自分なんかいない方がいい」と
DVやいじめの重なりがあったので

自分がなんかいなくなっても
親も周りも困らないと思ったり、
別に誰にも必要とされていない。

常に心の奥で感じていたと思います。

また高校や社会人になってから
こういう風に思うことも多かったです。

例えば、仕事や知人と食事に行ったり
遊びにいく約束をしたとしても、

よくよく考えると別に自分がいなくても
みんな楽しくやれるんじゃないか?
という考えが浮かんでしまって、

結局、自己嫌悪が強くなっていき
歪んだ考えが出てくるので、
こんなことを考えてしまいます。

自分は人数合わせだけで
誘われただけかもしれないな・・・と、
変に勘ぐってしまったりですね(汗)

仕事でも同じ様な感じです。
自分は会社に必要な1人に
なれているのかな~

いつやめても会社は困らないだろうな~
困るといわれても建前だろうな~と、
余計なことばかりを考えます。

こんな思いがいつも僕の根底には
強くあった様な気がします。

基本的に人見知りはしない方なのですが、
そういうキャラを作っているだけで、

元々は家庭環境がDVが多かったので
単に演じているだけかなと・・・

いつも親が喧嘩して物が飛んでも
親戚の叔母たちが止めにきたら

「こんな状態でも、あんたは笑顔で
いつも偉いね。」と言われ続けて

そういう自分でいなければならない
という「べき論」が強くなって、

よく疲れることもあったのですが、
ここを自分の中で手放すことができず

前向きな考え方になるべきだと
何度も努力しましたが

自分なんがいない方がいいかもな
という考えが頭に過ります。

今ならよく分かるのですが
自己嫌悪の種が生み出してました。

根元の部分と向き合わない僕は、
表面的な所ばかりを学んで、

自分のことが分かったかもって
勘違いしている時もありました。

根本の潜在意識とは向き合わずに
「考え方だけ前向きにすること」

いつも、この部分ばかりを
頑張ってた気がします。

20代後半になって生きづらさが
強くなってから、

なぜ、生きづらいのかを
深く考える様になりました。

これからも僕は悩み続けるのかな?と
自分の中で本気で考えるようになって、
仏教のことも勉強しました。

また出逢いから、在宅介護から
資格を取得してから分かったことも増えて、

あれほど、自分の中で溢れていた
自己否定がなくなっていきました。

あっ、常に毎日が超最高だ~と
アグレッシブな日ばかりではないですが、

良くも悪くも大切な自分なんだから
1つずつ許していいかもなって思える
自分がいることも分かりました。

人と意見が違っても、その後に相手から
どう思われてもコントロールできないから
自分は自分。相手は相手の道がある。

こんな感じで少しずつなのですが
凝り固まっていた自分から解放されて

色んな新しい自分がいることに
気づくことができて、喜ぶことができました。

ただ根付く原因やキッカケって
みんな違います。

つまり人によって生きづらくなった
タイミングや現在の状況に違いがあります。

更に自己嫌悪の種が根付いてからも
そこから人との繋がり、仕事の繋がり
異性との繋がりを重ねることによって、
今の「種」となっています。

長い間、僕自身もアダルトチルドレンや
複雑性PTSDに悩み続けました。

アダルトチルドレンやトラウマが原因で
長年、生きづらさに悩んでいる方は、

いつも自分を悩ませている種を
1度探してみるのもいいかもしれません。

対処方法はもちろんなのですが、
特にどういう場面の時に、

自己嫌悪が発生するのか?が
自分で分かるので再発防止にもなります。

僕みたいなタイプ一度落ち込んでしまうと、
あるキッカケや気づきが出ないと、

仕事をしてても、人と話をしてて
自分はいなくてもいいかも・・・が
頭から外れないので、

長い間落ち込んでしまいます。

ほんの少しだけでも自分自身で
緩和できるようになると
心は軽くなっていきますよ!

その為にも自己嫌悪の種を
みつけられたらいいですよね

その為にも自己慈悲が必要になります。

自分自身に対して思いやりと
優しさを持つことです。

なぜ自分がいなくてもいいと思ってしまうのか?
それは生きづらさや自己嫌悪の感情が背景にある場合があります。

私自身も中学生の頃、家庭のDVやいじめの経験から
「自分なんかいなくてもいい」という思いを抱いていました。
仕事や人間関係においても同様の感情が浮かんでくることがありました。

しかし、私たちは一人ひとりが大切であり、
存在する意味や役割を持っています。

自己嫌悪に囚われず、自分自身を受け入れ、
愛することが重要です。

過去のトラウマやアダルトチルドレンの
影響がある場合でも、

自己嫌悪の種を見つけ出し、
そのループから脱出することが可能です。

自己嫌悪の種を見つけるためには、
自分自身と向き合い、

どのような状況や場面で自己嫌悪
が発生するのかを観察することが重要です。

また、他人とのつながりや経験を通じて
新たな気づきを得ることもあります。

少しずつ自己嫌悪を緩和し、
自己慈悲の心を育むことで、
生きづらさを克服する道が開けていきます。

自己嫌悪や生きづらさに悩む方々へ、
あなたたちは大切な存在であり、

自己受容と自己愛を育むことで、
より充実した人生を歩むことができます。

一つずつ自分を許し大切にしてください。
あなたの存在は意義深く、素晴らしいものです。

さらに、自己慈悲を育むためには
日常的な自己ケアや心のケアが必要です。

自分自身に対して思いやりを持つために、
休息を取り、心身のリラックスを図る時間を作りましょう。

自己肯定感を高めるために、
自分の良いところや達成したことを振り返り、
自信を持つことも大切です。

また、他人と比較せずに自分自身を見つめ、
自己価値について客観的に考えることも重要です。

過度な完璧主義や自己評価の低さに囚われず、
自分の成長や努力を認め、

自分に対しても優しくなることが大切です。

自己慈悲は日々の生活の中で養われていくものです。
自己嫌悪や生きづらさと向き合いながら、

自分自身を大切にすることで、
内面からの充実感と幸福感を得ることができます。

自己嫌悪や「自分なんかいない方がいい」と感じることは、
誰もが一度は経験するかもしれませんが、

それが長く続くと非常に苦しい状態になります。
特に、アダルトチルドレンや複雑性PTSDを抱えている人たちにとって、
この自己否定感は深く根付いてしまうことが多いです。

ここで忘れてはならないのは、
この感情は決して自分自身が
「間違っている」からではなく、

過去のトラウマや家庭環境が
そのような思考を形成してしまったということです。

僕も自身も長い間、こうした自己否定の思考に
ずっと苦しんでいました。

周りの人々と比べて、自分はどこか劣っている、
自分がいることでかえって迷惑をかけていると感じ、
存在そのものに意味を見出せない日々が続きました。

しかし、ある時気づいたんです。
それは、「自分なんかいない方がいい」という考えが、

過去の経験によって作られた“プログラム”みたいなものであり、
それは変えることができるということです。

この自己嫌悪のループから抜け出すためには、
まずその「生きづらさの種」を見つけ出すことが必要です。

どんな時に、どういう状況で「自分なんかいない方がいい」と感じるのか?

その瞬間に、何を思い、何を感じているのかを
冷静に観察することが重要です。

僕の場合、家族の中での役割や
他者との比較からくる劣等感がその一因でした。

自己受容のプロセスで大切なのは、
これらの感情を無理に変えようとするのではなく、
まずはその感情があることを認めてあげることです。

私たちは、誰かに必要とされるために
存在しているわけではなく、

ただ「いるだけ」で価値があるんです。
それに気づくことが、

心の平安を取り戻すための第一歩です。

そんな中で自己嫌悪のループに陥ってしまった時に
思い出してほしいのは、

他者との比較は不要だということです。

僕たちの価値は、他人と比べることで
決まるものではありません。

自分の価値は、自分で感じ、見つけていくものです。
だからこそ、自分自身を少しずつ大切にし、
自分を労わっていくことが重要です。

具体的な自己受容の方法として、
次のようなステップを試してみてください。

自分を責める癖を自覚する
 自分を責めている瞬間に気づいたら、その感情を否定せず「今、自分を責めているな」と認めてあげてください。その感情は、過去の経験から生まれたものであり、今のあなたには必ずしも必要ではないことを理解しましょう。

毎日少しずつ自分を認める
 大きなことではなく、小さなことでもいいので「これでいいんだ」「今日の自分はこれで十分だ」と自分に言い聞かせてみてください。例えば、疲れている時に無理せず休むことも、その一つの表れです。

自分に優しく接する時間を作る
 自己受容には、心の休息が必要です。リラックスできる時間を意識的に作り、その時間は自分を責めることなく、ただ「ここにいる自分」を大切にしてください。

感情を無理に変えない
 辛い時や悲しい時に、無理に前向きな気持ちを持とうとするのではなく、ただその感情があることを受け入れることが大切です。「今はそう感じているんだ」とそのままの自分を許してあげましょう。

自己嫌悪から抜け出すためには、時間がかかるかもしれませんが、それでも少しずつ自分を受け入れることで、心は軽くなっていきます。私たちは誰もが完璧ではなく、不完全な部分があってもそれで良いのです。大切なのは、その不完全な自分を愛し、許すことです。

あなたが今、何を感じていようとも、
それでも自分を大切にすることを忘れないでください。
それが、より充実した人生への道を開く鍵となりますよ。