
生きづらさを手放す心理カウンセラーの松野です。
今日は誰も私のことを分かってくれないという
共感してもらえないことについてのお話です。
共感されないと苦しくなるあなたへ
「誰かに気持ちを分かってほしい」「共感してもらえないと、どうしても苦しくなる」
そんなふうに感じたことはありませんか?
✅ 友人や家族に相談しても、期待通りの共感を得られずに落ち込む
✅ LINEで長文を送ってしまうが、反応が薄いと余計に傷つく
✅ 「共感されないと不安になる」→「もっと共感を求める」→「でも満たされない」のループに陥る
✅ 話を聞いてもらうことに必死になり、疲れてしまう
「共感を求めてしまうのは、私が甘えているせい?」
いいえ、決してそうではありません。むしろ、これは 心の自然な防衛反応 なのです。
でも、共感を求め続けることで、逆に心が疲れてしまうこともあります。
この記事では 「なぜ共感を求めても満たされないのか?」、そして 「共感が得られなくても心を軽くする方法」 についてお伝えします。
なぜ、共感されても満たされないのか?
共感を求めるのは、人間にとって自然なことです。
誰だって、
「自分の気持ちを分かってほしい」
「つらいときに寄り添ってほしい」
と思うもの。
特に、過去に 自分の気持ちを否定され続けてきた人 や、
「自分の気持ちは聞いてもらえないものだ」と思い込んでいる人 は、
「誰かに受け止めてもらわなければならない」と強く感じやすいのです。
しかし、実際に共感を得ても、
「一時的には安心できるけれど、すぐにまた不安になってしまう…」
という経験をしたことはありませんか?
それは、本当に求めているものが「共感」ではないから かもしれません。
あなたが本当に求めているのは、
💡 「共感」ではなく、「自分の気持ちを大切にしてもらうこと」
💡 「誰かに認めてもらうこと」ではなく、「自分が自分を認めること」
なのかもしれません。
では、共感を求めすぎるとどうして苦しくなってしまうのでしょうか?
共感を求めすぎると苦しくなる理由
① 「もっと共感してほしい」と無限ループに陥る
誰かに共感してもらった瞬間は、確かに安心します。
しかし、その安心感は一時的なものになりがちです。
「もう少し深く共感してほしい」
「もっと理解してもらいたい」
と感じ、次々と共感を求め続けてしまう ことがあります。
② 共感が得られないと「否定された気持ち」になる
「わかるよ」と言われなかっただけで、
「私の気持ちは大切にされていないんだ」と思い込んでしまうことも。
でも、相手が共感してくれない理由はさまざま。
相手自身が余裕がない
うまく言葉にできないだけ
そもそも他人には完全に理解できない感情もある
共感が得られない=あなたが否定されたわけではありません。
共感が得られなくても心を軽くする方法
では、共感が得られなくても、心を安定させるためには
どうしたらいいのでしょうか?
💡 1. 「今、本当に求めているのは何?」と問いかける
共感を求めたくなったときに、
「私は今、本当に何を求めているんだろう?」と自分に問いかけてみる。
✅ 安心したいのか?
✅ ただ話を聞いてほしいのか?
✅ それとも、誰かに肯定してほしいのか?
こうして気持ちを整理すると、
「本当はただ、自分の気持ちを認めてほしかっただけかも」と気づくこともあります。
💡 2. すぐに誰かに話す前に、自分で受け止める
誰かに話す前に、まずは ノートやスマホのメモに自分の気持ちを書いてみる。
「私は今、こう感じているんだね」
「それだけしんどいんだね」
と書くだけでも、少し気持ちが落ち着くことがあります。
💡 3. 「共感されなかった」ときも、自分を責めない
「共感されなかったから、私はダメなんだ」ではなく、
「相手のタイミングが合わなかっただけ」と考える。
共感されなくても、あなたの気持ちは変わらず大切です。
共感を求めすぎる自分を責めなくていい
🌱 共感を求めてしまうのは、それだけ心が助けを求めているから。
🌱 でも、本当に必要なのは「他人の共感」よりも「自分の気持ちを大切にすること」。
🌱 まずは「私は本当は何を求めているの?」と問いかけてみる。
🌱 「共感されなくても、私は大丈夫」と思えるようになることが大切。
あなたは「共感されないとダメな人」ではありません。
あなたは「自分の気持ちを大切にできる人」です。
焦らず、あなたのペースで
「自分の心を満たす方法」を見つけていきましょう。
少しでも、あなたの心が軽くなることを願っています。