自分を好きになれない。自分が好きになれないの違い

生きづらくて苦しいの中には・・・

自分を好きになれないという気持ちと
自分が好きになれないの気持ち。
この2つがあります。

一見、どちらも同じ様に聞こえますよね?

日本語としては「自分を好きになれない」と
表現する方が多いと思います。

僕がブログで伝えているのはこっちです。
自分が好きになれない・・・

自分を好きになれないというのは、
ある一部の所を切り取っていることが多く、
自己否定が強くなっている状態。

自分が好きになれないは
自分の存在に価値を感じていない。
自分が恨めしくなってしまう状態。

この「自己批判」「自己否定」「自己嫌悪」という
言葉の背後にある心の状態や程度の深さは、
多少の主観性が含まれるので、

一概には定義しにくいところがあります。

しかし、下記の順序には一定の意味があります。

自己批判の段階では、自分の行動や考えに対して
批判的な見方をすることが多くなります。

何かの失敗やミスに対して、
「もっとよくやれるはずだった」と思ったりするのが特徴。

向上心が強い方に多く、自分のことが嫌いとかではないです。
もっと自分を高める為にはという気持ちの方が強い感じです。

ただ、自己受容をせずに自己批判を続けてしまうと、
「私は何をやってもダメだ」というように、

何に対しても自己を低く見る傾向が強くなるので
自己否定を繰り返すのが癖になっていきます。

そうなると・・・

自分自身の存在そのものに対して
嫌悪感を持つようになります。

自己否定の段階での「私はダメだ」
という感情がさらに進行していくので、

「私は存在しない方が良い」と
生きづらさが強くなっていきます。

自己に対する評価が徐々に厳しくなり、
最終的には存在そのものを否定する段階へと
移行していくんですね。

「自己嫌悪」が強くなっている時って、
本当に根元の部分に対して、

僕たちの様なカウンセラーと向き合い
生きづらさの種がどこから来ているのかを
みつけないといけません。

その種から生まれた芽は社会に出て
良くも悪くも複雑に巻き付きながら
花を咲かせてしまっています。

その花は、花が花である為に咲いているのか?
周りから強制的に水を撒かれて咲かされたのか?

そのまま咲かせておいた状態でいいのか?
もう1つの花は枯らす選択をしてもいいのではないか?
自分の中で整理をしていくことが大切です。

だからこそ、1歩ずつでいいのです。
生きづらさは心にフタをして誤魔化していくほど
どんどんしんどくなっていきます。

仕事やプライベートの中で生きづらさがある
メンタル本を読んでも改善しない時は、
僕にご相談くださいね。