「僕さえ我慢すれば職場が回る」「波風を立てたら自分が悪者になる」――久留米でパワハラ相談を考えている方の多くが、こうやって自分の心にフタをしてきました。毎朝、出勤前に胃が重い。帰宅しても頭の中で叱責がリピートする。休日なのに体が休まらない。ここまで来ても、「自分が弱いだけ」と思わされてしまうのが、パワハラの怖さです。

僕はこう考えています。我慢は美徳じゃありません。あなたの尊厳を削る理不尽に耐え続けることは、誰のためにもならない。まずは“心を守る位置”に立ち直すことが必要です。

なぜなら、パワハラは「出来事」だけでなく、「自分の価値が低い気がする」「声を上げる資格がない気がする」といった内側の感覚まで奪っていくからです。だから僕のカウンセリングでは、正しさの議論より先に、傷ついた心がこれ以上すり減らないように整え、現実に対応できるエネルギーを取り戻すことを大事にします。

この記事では、久留米でパワハラ相談を考えているあなたへ向けて、心のダメージを回復しながら「尊厳を守る」具体策を、手順とセルフワーク込みでお伝えします。西鉄久留米駅周辺やJR久留米駅付近の人の流れの中で、気丈に働き続けてきたあなたが、もう一度“自分の味方”に戻れるように。

結論として、状況を変える鍵は「我慢を増やすこと」ではなく、①切り離す(心を守る)→②見える化する(事実を整える)→③選べる状態に戻す(行動の選択肢を持つ)の順番です。希望はあります。あなたは今からでも、尊厳を守る側に立ち直せます。

パワハラのダメージは「心の防御」を壊してくる

「生きづらさの背景にある、もうひとつの視点」という見出し。自己否定が安全装置になっている・本音より関係維持が優先・孤独感は「自分がいない」感覚から来るという3つの視点を図解したイラスト
生きづらさの背景にある生存戦略としての心理メカニズムの解説

パワハラが厄介なのは、殴られたように分かりやすい傷だけではなく、「考え方の癖」そのものを相手に合わせるように書き換えてしまう点です。

  • 相手の機嫌が“天気”になり、常に警戒する
    「ACの回復:頭の理解を超えて、心と身体の“古い緊張”を緩める」という見出し。緊張した状態から「解放と緩和」へ向かう様子と「あなたがあなたの味方になっていくこと」の重要性を説いたイラスト
    インナーチャイルドとの関わり方を通じた心身の緊張緩和と自己受容のプロセス
  • 説明しても無駄だと感じ、言葉を飲み込む癖がつく
  • ミスが怖くて確認過多になり、逆に責められる
  • 「自分が悪い」と結論づけるスピードが異常に速くなる

これはあなたの性格が弱いからではなく、心が身を守るために作った反応です。僕はここをまず丁寧に扱います。心の反応を“欠点”として責めるのをやめたとき、回復は始まります。

僕のカウンセリングでは、まず何を大事にするか

僕のカウンセリングでは、パワハラの相談に来た方へ最初に伝えることがあります。「あなたの尊厳を守ることが最優先です」ということです。

そのために、最初の段階で大事にするのは次の3つです。

1)「あなたが悪い前提」を外す

パワハラ環境に長くいると、頭では理不尽だと分かっていても、心の深いところが「やっぱり自分が足りない」と結論づけます。僕はこう考えています。自己責任の形にして心を落ち着かせるのは、脳の自然な働きでもあるんです。原因が自分なら“改善できる”と感じられるからです。

でも、その仕組みがあなたを追い詰めます。だからまず、「自分が悪い前提」をいったん保留にします。ここが外れると、呼吸が少し戻ります。

2)心を“相手の支配圏”から引き離す

僕は「距離」というのは物理だけじゃなく、心理にもあると思っていま

「限界まで頑張るあなたへ」という見出し。他人の期待を背負って崖っぷちを歩く姿から自分の気持ちを大切にして立ち止まる姿への変化を描いたイラスト
限界まで我慢する生き方から自分を起点に選べる人生への回復ステップ

す。職場にいる間だけでなく、帰宅後も相手の声が頭の中で鳴っているなら、心理的にまだ相手の支配圏にいる状態です。

僕のカウンセリングでは、まずここを切り離す練習をします。切り離せると、判断力が戻ります。判断力が戻ると、次の一手(相談・記録・配置転換の交渉など)を冷静に選べます。

3)「事実」と「解釈」と「感情」を分ける

パワハラを受けると、出来事がぐちゃぐちゃに絡まって整理不能になります。僕はここをほどくのが得意です。

  • 事実:いつ、どこで、誰が、何を言った/した
  • 解釈:私は無能だ、辞めさせたいんだ、などの意味づけ
  • 感情:怖い、悔しい、情けない、怒り、など

分けると、相手に奪われていた「自分の視点」が戻ってきます。尊厳は、ここから取り戻せます。

久留米で実際に多いお悩みと、僕が見てきた解決の糸口

久留米でパワハラ相談を受けていると、「真面目で責任感が強い人ほど、深く傷ついている」と感じます。例えば、西鉄久留米駅付近のオフィスや店舗勤務、またはJR久留米駅周辺へ通勤する方から、似た構造の相談を聞くことが多いです。

久留米で多いお悩み

「生きづらさの正体は…?」という見出し。重荷を背負った人のシルエットと、それを「生き延びるための知恵」として寄り添う子供の姿。下部にはカウンセラー松野正寿氏の紹介
生きづらさの構造理解とカウンセリングを通じた解決へのアプローチ
  • 上司の機嫌で評価が変わる(昨日OKが今日NGになる)
  • 人前で叱責・人格否定をされる(「使えない」「向いてない」など)
  • 仕事を教えない/情報を渡さないのに、結果だけ責める
  • ミスの責任を一人に集める“スケープゴート化”
  • 相談すると「気にしすぎ」「あなたにも原因が」と返される

僕が見てきた解決の糸口(短いストーリー)

以前、久留米周辺で働く方(仮にAさん)が相談に来られました。Aさんは職場で毎日詰められ、「自分がダメだから怒られる」と思い込んでいました。休日に石橋文化センター付近を歩いていても、ふと上司の顔が浮かび、胸が苦しくなる状態だったそうです。

僕がAさんと最初にやったのは、“強くなる練習”ではなく、心を切り離す練習でした。次に、出来事を淡々と時系列で整理し、言われた言葉をそのままメモ化しました。するとAさん自身が、「これは指導じゃなく攻撃だ」と腹落ちしていったんです。

そこから、Aさんは「自分が悪い」と結論づける癖に気づき、職場内の相談ルートを確認し、話す内容を事前に整理して臨めるようになりました。結果的に環境調整が入り、Aさんの心身は持ち直しました。

僕はこう考えています。解決は一発逆転じゃなくていい。尊厳を守る小さな手順を積み重ねることで、現実は動きます。

「我慢」から「尊厳を守る」へ切り替える5つの具体策

ここからは、久留米でパワハラ相談を考えるあなたが、今日からできる具体策をまとめます。ポイントは、感情論ではなく“手順”に落とすことです。

1)まずは危険度チェック:心の赤信号を見逃さない

次の項目が増えているなら、あなたの心は限界に近いかもしれません。

  • 出勤前に涙が出る/吐き気がする
  • 眠れない、寝ても疲れが取れない
  • ミスが怖くて過剰に確認し、仕事が終わらない
  • 家族や友人に優しくできず自己嫌悪が増える
  • 「消えたい」「いなくなりたい」が頭をよぎる

僕のカウンセリングでは、ここに当てはまる方ほど「頑張れば何とかなる」と言いがちです。でも、本当に必要なのは頑張りの追加じゃなく、守り方の再設計です。

2)パワハラの言葉を“自分の価値”に接続しない

相手の攻撃は、あなたの価値を説明していません。相手の未熟さ、支配欲、ストレス、組織の歪みを吐き出しているだけのことも多いです。

その場で使える短い言葉を、心の中に準備しておくとブレにくいです。

  • 「これは相手の感情。僕(私)の価値とは別」
  • 「今は反論より、記録と安全が優先」
  • 「“人格”じゃなく“タスク”の話に戻す」

3)記録はあなたを守る“盾”になる(書き方テンプレ)

僕は、記録は復讐のためじゃなく、あなたを現実に戻すために役立つと考えています。頭の中で混ざった記憶が、紙の上で整理されるからです。

テンプレはこれで十分です。

  1. 日時・場所
  2. 誰がいたか(同席者)
  3. 「『いい子』をやめるのではなく、“自由に選べる”ようになる」という見出し。合わせる・合わせないを自分で選べる状態を道が分かれるイラストで表現し、境界線を引く練習などを紹介した図
    「人への合わせすぎ」から脱却し人生の主導権を取り戻すための回復のカタチ
  4. 言われた言葉(できるだけそのまま)
  5. 自分の対応(何を言った/何をした)
  6. その後の影響(業務上の不利益、体調、眠れない等)

感想よりも“事実の粒度”を揃えるのがコツです。事実が揃うほど、あなたは自分を責めにくくなります。

4)「相談の準備」をしてから相談する(伝え方の型)

相談しても握りつぶされるのが怖い、という声は多いです。だからこそ、相談は“準備してから”が強いです。

伝え方の型はこの順番がいいです。

  1. 目的:「業務を安定して続けるために、環境調整を相談したい」
  2. 「今日からできる具体策:苦しさを軽くする小さな練習」という見出し。結論を保留する・感情に名前をつける・小さな本音を出すという3つの実践ステップを図解したイラスト
    日常生活の中でACの生きづらさを和らげるための具体的なセルフケア方法

    事実:「いつどこで、こう言われた/こうされた」

  3. 影響:「業務に支障、睡眠への影響、ミス増加など」
  4. 要望:「同席者をつけてほしい」「指示系統を整理したい」など

僕のカウンセリングでは、この“型”を一緒に作ります。感情が悪いのではなく、伝わる形に整えるだけです。

5)「離れる」は逃げじゃない。尊厳の防衛行動

久留米の街は、働く場所も人間関係も、良くも悪くも近いことがあります。だから「辞めたら噂が…」「狭いから…」と不安になるのも自然です。

でも僕はこう考えています。尊厳を削る環境から距離を取るのは、逃げではなく防衛です。あなたがあなたでいるための決断です。

“離れる”にも段階があります。

  • 席替え・担当替えなど、接触頻度を下げる
  • 一対一の状況を作らない(同席者・会議体)
  • コミュニケーションを口頭中心→文面中心へ
  • 必要な支援先へつなぐ(社内外)

セルフワーク:理不尽を「心の外」に出す3ステップ

パワハラで傷ついた心は、「相手の声」を自分の内側に住まわせます。僕のカウンセリングでは、その声を“外”に出していく作業をよくやります。自宅でできる形に落とします。

ステップ1:相手の言葉をそのまま書く(5分)

ノートに、言われた言葉をそのまま書きます。丁寧な文章じゃなくてOKです。ポイントは、あなたの頭の中から紙へ移すこと。

ステップ2:「僕(私)が言われる筋合いがない点」を1つだけ書く(3分)

反論を完璧にする必要はありません。“1つだけ”でいいです。例えば、

  • 人格否定は指導ではない
  • 基準が日替わりなら、改善しようがない
  • 教えないのに責めるのは不公平

ステップ3:自分への一文を足す(2分)

最後に、今の自分に一文だけ書きます。

  • 「今日もよく耐えた。まずは守ろう」
  • 「怖かった。怖いのは当然」
  • 「尊厳を守る選択をしていい」

この一文があると、心が相手ではなく自分に戻ってきます。

「自分を責めてしまう」人ほど、パワハラの標的になりやすい

僕はこう考えています。パワハラをする側は、必ずしも“強い人”を狙いません。むしろ、

  • 空気を読める
  • 周りに迷惑をかけたくない
  • 自分が折れた方が早いと思ってしまう

そういう“守る力”を持っている人ほど狙われやすい。だから、「顔色を伺ってしまう自分」を責めないでほしいです。関連記事として、ここも役に立つはずです。

【顔色を伺う】それは「守る力」の証。敏感な心を癒やし、自分軸を取り戻す

関連記事(あわせて読むと整理が早いです)

久留米でパワハラ相談をする意味:あなたの尊厳を“地域の生活”に戻す

パワハラの影響は、職場の中だけで終わりません。久留米での暮らしそのもの――買い物、移動、食事、眠り、人との会話――ににじみ出ます。

例えば、久留米の繁華街や商店街のにぎわいがある場所を歩いていても、心は職場の監視モードのまま。名物を食べても味がしない。そういう相談を僕は何度も聞いてきました。

だからこそ、相談の目的は「相手をやりこめる」ではなく、久留米でのあなたの日常を取り戻すことに置いていいんです。あなたの生活は、職場の誰かの機嫌のためにあるわけじゃない。

パワハラ相談で僕が一緒に整理できること

僕のカウンセリングでは、次のような整理を一緒に行えます。

  • 出来事の棚卸し(時系列、頻度、パターン)
  • 「自分が悪い」思考の解除(責め癖の見える化)
  • 境界線(バウンダリー)の作り方:どこから先が侵害か
  • 相談時に伝える内容の組み立て(目的→事実→影響→要望)
  • 今のあなたに合う“守り方”の設計(接触、言葉、距離)

大きな勇気を出して急に何かを変えなくても大丈夫です。順番を間違えなければ、あなたは持ち直せます。

最後に:もう自分を責めなくていい

あなたがこれまで我慢してきたのは、弱いからではありません。責任感があった。周りを守ろうとした。自分なりに壊れないように工夫もしてきた。その全部が、あなたの力です。

でも、僕はここで線を引きたい。尊厳を削られてまで、守らなくていいんです。

久留米でパワハラ相談を考えているなら、まずは「自分が悪い」と結論づける前に、心と事実を整理するところから始めてください。あなたの尊厳を守る場所はあります。あなたはひとりじゃないし、あなたの人生は、ここから立て直せます。

よくある質問

パワハラ相談をしたいのですが、まず何から始めればいいですか?

僕は最初に「心の安全確保」と「事実の整理」をおすすめします。具体的には①今の状態(眠れない・出勤前の不調など)を把握する②出来事を時系列でメモする(日時・場所・発言・同席者・影響)③相談時に伝える目的と要望を短く言語化する、の順番です。

上司の言い方がきついだけなのか、パワハラなのか判断できません。

判断がつかない段階でも相談して大丈夫です。僕のカウンセリングでは「事実(何があったか)」「解釈(どう意味づけたか)」「感情(何を感じたか)」を分けて整理し、繰り返し性・人格否定・不公平な扱い・恐怖で支配されていないか、という観点から一緒に見立てていきます。

相談すると職場で不利になりそうで怖いです。どう考えればいいですか?

怖いのは自然な反応です。僕は「準備してから相談する」ことがあなたを守ると考えています。目的→事実→影響→要望の型で内容を整え、感情だけでなく事実ベースで伝えることで、話がすり替わりにくくなります。また“一対一を避ける・文面中心にする”など、日常の守り方も並行して設計します。

記録はどの程度まで残すと役に立ちますか?

長文よりも「同じ粒度で継続」が強いです。日時・場所・同席者・発言(できるだけ原文)・自分の対応・その後の影響(業務上の不利益や体調)を、淡々と積み重ねてください。僕はこの記録が、混乱した頭を現実に戻し、自分を責めすぎないための支えになると考えています。

カウンセリングでは具体的にどんなことを話しますか?

僕のカウンセリングでは、まず今起きている出来事を時系列で整理し、心が相手の支配圏から離れられるように整えます。その上で、責め癖・境界線(バウンダリー)・相談の伝え方・日常での防衛策などを一緒に組み立てます。あなたのペースを優先し、話したくないことを無理に話す必要はありません。

「自分にも悪いところがある」と思ってしまい、相談する資格がない気がします。

そう感じてしまう方ほど、長く我慢してきた可能性があります。僕は、パワハラ環境では「自分が悪い」という結論が早く出るように心が追い込まれる、と考えています。相談の資格は“完璧な被害者”にだけあるものではありません。まずは責める前に、事実・影響・あなたの尊厳という順で整理していきましょう。