過干渉と過保護が子育てに引き起こすこと

僕たちの人生は、親から受け継いだ
育てられ方の影響を背負って進んでいきます。

それは私たちの人格を形成し、対人関係を築く基盤となり、
自己認識や自己成長の道しるべともなります。

その中でも、過干渉や過保護な子育ては、
大人になってからの悩み、

つまりアダルトチルドレンの問題として
注目されています。

これらの行為がどのように生活に
影響を及ぼすかを考えてみましょう。

過干渉とは、「子どもが望んでいないことをやりすぎること」
過保護とは「子どもが望んでいることをやってあげすぎること」と、
一般的に定義されています。

これらの行為は「ヘリコプターペアレント」や
「カーリングペアレント」とも称され、

子どもが自分で問題を解決する能力を奪う可能性があります。

子どもが自分で問題を解決する能力を奪う
可能性があります。

子育ての9割は失敗すると言われてます。
なぜなら、外に出れば何に影響され、
誰と出逢うか分からないからです。

でもね、人としての生き方・在り方
自分こそが自分の最高の応援団であること
自分の人生を引き受けること

そして、自分の名前で生きていくこと
ここだけは親の使命だと僕は思うんです。

僕がいなくなっても、地に足をつけて
自分の名前で胸を張って生けるように・・・
僕が親としてそこだけを意識しています。

なので、小さい頃から僕は学校に行く為に
娘の寝坊とか一切起こしません。

遅れても自分で電話させます。
風邪でどうしてもしんどい時は
もちろん僕が連絡します。

なんで、そうさせているのかというと
自分がご飯屋さんとかで本当に食べたいものとか、
洋服を買う時など店員さんに対して、

すみません。ちょっと聞いていいですか?
こういう自分事のことを自分で言えずに

なんでも親に頼るのではなく、
親に任せる癖がつくからです。

大切なのは自分の人生は
自分でケツをふけるようになること

人によってかわいそうと思われるかもしれませんが、
目覚ましかけて起きれないのは自分の責任です。
親の責任ではありません。

親の責任は親の責任。子供の責任は子供の責任。

これは課題の分離として分けています。

それじゃ、今。僕の娘はどうなったか?朝4時半に起きて
吹奏楽部で部長を任されているので朝活をして、

今日のスケジュールを先生にメールをしています。

基本的に自分で何でもやります。

これは本人が将来。一人暮らしをしたいらしく
それなら今の内から実践したらいいと教えています。

これから高校になったら売上と利益の残し方などを
しっかり教えていこうと思います。

僕や妻がいなくなっても生きていけるように
本当に大切なのはどこなのか?

人と競わせること?有名な学校に行かせること?
親が希望する会社に行かせること?

その慣れの果てが良くも悪くも
今の社会を作ってきたのではないのかな?と
僕は思っています。

今はSNSも盛んになり、承認されないと

私が私じゃないと思う子が増えてきました。

これは大人でもそうです。

会社から認められないといけない。
出世しないといけないなども含め、

でも、あなたが存在しているだけで
必ず誰かを幸せにしているんだよ?ってことを
僕は伝えていきたいと思っています。

人それぞれ考え方は違うと思いますが、
地に足をつけて生きれることかなと
僕は思っています。

例えば、過干渉に育てられた人は、
大人になってからも他人のせいにしたり、
自信を持てなかったり、

何かにつけて無気力になる傾向があります。

それは、自分の問題解決能力が育つ機会を奪われ、
自分の意志や行動に対する自信が薄れているからです。

一方、過保護により育てられた人は、
困難な状況に対処する際に頼るべき人がいないと感じ、
孤立や無力感を経験することがあります。

僕たちが過去の育てられ方から逃げるのではなく、
それを直視しできる勇気を持ち、理解することで、

自己成長へと繋がる一歩を踏み出すことが可能です。

そして、認識することから逃げず
自分自身を理解し愛することこそが、
過干渉や過保護からくる影響を
乗り越えて超えていく道筋となるでしょう。

では、これらの問題にどう向き合うべきでしょうか。
まずは以下のステップを踏んでみると良いでしょう。

「自分の育ちを思い出す」

親がよく口出ししていたか、あるいは自分のしたいことを
親が代わりにやってくれていたかを考えてみましょう。

「自分の癖を理解する」

自分が他人のせいにしたり、自信を持てなかったり、
何かにつけて無気力になることがあるかを見つけてみましょう。

「今の自分にどう影響しているか考える」

そのような癖が今の生活や仕事をはじめ
人間関係でどのような影響を与えているかを考えてみましょう。

「自分がどうありたいかを決める」

自分がどのような人間になりたいのか?
どう生きたいのかを明確にしましょう。

「少しずつ行動を変える」

自分が目指す人間になるために、
日々の行動を少しずつ変えていきましょう。

手頃な目標から始めて、
徐々に大きな目標へと進んでいきます。

これらのステップを踏むことで、
自分自身の成長を促し、

アダルトチルドレンとしての
問題に向き合う力を得ることができます。

子育ての影響は深いですが、
大人になったからこそ過去の呪縛から
縛られずに自由になっていけます。

自分自身を理解し、成長することに
決して遅すぎるということはありません。

過干渉や過保護から生きづらさを感じている方へ

今、この瞬間からでも自己理解を深め、
自分自身を成長させるステップを踏むことができます。
一歩一歩、自己成長の旅路を歩んでみませんか?

自己理解と成長のためのステップを踏む際に
重要なのが自分を全うに受け入れることです。
これが自愛とも言えます。

自愛とは、自分の長所だけでなく、
短所や問題点も受け入れることです。

そして、それらを理解し、自己成長や
自己変革のためのエネルギー源とすることができます。

自愛は、自己変革と成長の為の原動力となります。

スピリチュアルの世界では
「全ての自分を愛しましょう」と説かれますが、

これはしばしば自己愛の罠に落ちやすいです。

全てを受け入れてしまうことで、
自己変革の必要性や成長を拒否してしまいます。

しかし、自己愛とは自分を成長させるために
必要な自己変革を拒否するものではなく、

自己変革のエネルギー源となるものです。
大丈夫です!人は何歳からでも変われる。