大人になってからメンタルが弱くなった気がする

ここ最近大人になってなんとなく
メンタルが弱くなった?と・・・

仕事やプライベートを通じて感じる方は
おそらくですが・・・

子どものころは活発で元気な子だと、
親や学校の先生、近所の方にも言われてきて、

本人のあなたも「そうなんだろうな」と、
なんとなく感じながら生きてきたと思います。

もちろん、これまでの人生を通じて
ちょっとしたことが気になったり、

特に恋愛をしている時などは
相手から嫌われたくないという気持ちや

好きだからこそ合わせ過ぎる
見捨てられたくない不安から
価値観のバグが起こっているので
当然ながらメンタルは揺れます。

大人(社会人)になってから
メンタルが弱くなったのではなく、
幼少期の頃からそうだったんです。

生きづらさは幼少期の愛着障害

大人になってからメンタルが弱くなったのは幼少期が影響している。

誰もが社会人になっていくと、
仕事のミスの指摘などが
何日も引っかかったり、

またプレイベートでの飲み会や
ちょっとした友人との会話の
ある一言が心に残り続けたり、

もしくは自分が苦笑いしていることや
相手が少し引いている感じの場面など

また何かうまくいかないことがあると、
ずっと気にするようになった・・・

いつからか相手の顔色や態度をみながら
自分のポジションを確立するために
安堵感を探す自分がいたり、

また仕事の後輩やネットやSNSで
うまくいっている人に対して劣等感を
感じるようになって、

言葉では表現しづらい生きづらさを
感じるようになる方は凄く多いんですよね。

今、このブログを読まれている中で、
確かにそうかもと感じますでしょうか?

その中で気を付けてほしいことがあります。
それは何かというと・・・

こういう時はメンタル本などに
頼ってはいけません。

なぜなら・・・

生きづらさはメンタル本では解決しません

大人になってメンタルが弱くなったではなく、
違う角度からみれば、

自分の本音を抑えるのが更に得意になって
もっと自己犠牲から優しくなったんです。

自分のメンタルが弱いと思ってしまうからこそ、
いつの時代もメンタル本が売れるのです。
ここから違う視点でお伝えしますね。

大人になってからメンタルが
弱くなった訳じゃなく、

あえて自分が気づかないように
これまでも明るく振る舞って
相手の為に生きている方が多いです。

例えば、僕の様に幼少期の頃に
形成された親との愛着障害が絡むと、

幼少期だけじゃなく青年期などでも
学校生活や恋愛、バイトなどを通じて
相手の言葉や行動に傷ついていきます。

仮にDVや目に見える虐待じゃなくても
目に見えない態度やしぐさを通じて
子どもの心が傷ついてトラウマが残ります。

社会人になってふっと思い出すことが
結構あるんだよねと思われる方は、
病気じゃないんですが、

アダルトチルドレンの症状が
少しあるのかもしれません。

日本は3人に1人がアダルトチルドレンと
言われていますが、

億は2人に1人の割合ぐらい
多くなっていると思います。

日本はアダルトチルドレン予備軍が多い

※はじめに・・・

繰り返しになりますが、
AC(アダルトチルドレン)は、
病気じゃなくて症状です。

なぜ日本はACが多いのかと言うと・・・

団塊世代やバブル後半時代を生きてきた親が
ACだからなんです。

昭和の時代を生きてきた僕たちの親も、
昭和初期の親

※僕たちからすれば祖父母・・・

今以上に顔色や行動。日頃の態度をみながら
育っているはずなんですよね。

今は毒親という言葉が流行していますが、
僕たちの親も色んな所で迷いながら、
あなたを育ててくれました。

誰もがそれぞれ自分だけの
歩みがありますよね?

僕たちロスジェネ世代から見れば
時代を作ったバブル世代の親って、

祖父母にあたる両親の中で育んできた
感情と折り合いをつけ合いながら

同じ経験をさせないようにと思いつつも、
いい高校や大学に行って、良い会社に入ってと
強く願いながら育てます。

自分がこうだったからこそ・・・という
経験から子供の人生に良くも悪くも
深く関わろうとします。

過干渉や過保護が良い例です

既にご存知かもしれませんが、
過干渉や過保護な子育てが

「子どもの成長や自立」に
影響を与えることが認識されています。

ヘリコプターペアレントや
カーリングペアレントとも称され、

子どもが自分で問題を解決する能力を
奪ってしまうことに繋がります。

過干渉とは「子どもが望んでいないことをやりすぎること」
過保護とは「子どもが望んでいることをやってあげすぎること」

特に過干渉の場合、長い年月をかけて
親子間の中で衝突を生むことが多く、
子どもの自立や自信を阻害します。

過保護も子どもの自立を妨げるので、
共依存(支配する・支配される)から
抜けれなくなります。

そんな家庭環境で育つ訳ですから
私生活の中で自分の機嫌を
うまくコントロールできず、

子どもが自分の思い通りにならないと
意見を聞かない、否定しかしない。

時には子どもを罵倒したり、
そっけない態度を取ったり
無視したりすることもあるんですよね。

だから子供は叱られないように
自分が成人するまで生きれるように
必死で自分なりに考えながら、

言葉としては表現ができない
愛着障害を抱えながら

認知の歪みがあることに
誰もが気づいていないまま
大人になっていきます。

教育熱心であることは
とても素晴らしいことなのですが、

子どもの事を我が子というよりも
1人の人間として尊厳を大切にしながら
接することが本質なのですが、

時代の背景からそういう価値観に
多くの大人たちがなれない中で
子育てをしているので、

メンタルが弱くなったではなく
幼少期の愛着障害が邪魔しています。

他人からの承認だけでは満たされない

別の所でもお話をしていますが
承認欲求や依存が強くなったり、
人を信じれず回避してしまうのも、

根本を掘り下げれば幼少期の頃に
親とどう接したかで変わります。

また毒親じゃなくても、
生きづらさって出ます。

心が優しい人ほど親のせいにせず
自分を責めてしまいがちです。

毒親じゃなくても夫婦喧嘩はしますし、
シングルの中で育ったのなら尚更
親の苦労を見ていきますよね。

そうなると子供は負担や迷惑を
なるべくかけないようにいい子でいようと
勉強を頑張ったり、手伝いを率先したり、

兄弟がいるならお世話の手伝いをしたり
お世話をするのが当たり前で育ちます。

そうなると親は子供に良くも悪くも
申し訳ないと思いつつも、
甘えることが多くなります。

子どもに愚痴をこぼしたり、
少し大きくなれば相談したり

子どものあなたが親の人生に対して
メンタルカウンセラーになることも
たくさんあるんです。

でも、本人はそんなこと思わない。
なぜなら大切に育ててもらったから・・・

なにより当たり前として育っているから
全く気づかないのです。

気づくのは社会に出てからなんです。
何に気づくのかと言うと・・・

もう少しだけ愛を感じたり、
受け取りたかったということ。

ここが生きづらさの根本に
自己嫌悪の種として隠れています。

そして、親が苦労して頑張っているから
自分の本音を抑えつけてきたということ

あなたが優しいからこそ、
親が大切だからこそ、

心の中にフタをしたまま隠して、
誰かに少しチクッとすることを
指摘されたら誤魔化してを、

ずーっと繰り返してきたんです。

ここに気づいていない人が
ほとんどだからこそ、

メンタルが弱い自分を責めて
手段を探しだすんです。

例えばツイているを100回言おうとか
常にポジティブ思考でいれば無敵とか
こういう本を読んで回避しようとします。

でも、一時的で直ぐに元にもどりますよね?

元の自分に戻ってしまうと
自己否定を繰り返すことが増えるので、

最終的に自己嫌悪(自分が嫌いだ)に
どんどん陥ってしまうんです。

だからこそメンタルが弱いじゃなく
そう感じるようになってしまったのは?

幼少期の時に感じた何かの出来事から
もしくは鮮明に覚えている何かなんです。

人それぞれ原因や理由が違います。

でも自己嫌悪の種は必ずありますし、
みつけることからはじめていけば、
新しい自分を生み出せますし、

これまで苦手だと思っていたこと
トラウマと感じていたことも
ゆっくり手放せますし、

仮に手放すことができなくても
捉え方が変わり、

仲良く共存しながら生きることが
ちゃんと出来るようになります。

メンタルが弱くなるのは人ですから
当たり前なんです。

メンタルは精神状態を表しますから
強いも弱いもありません。

常に揺れ動き続けるものです。
それよりも大切なことがあります。

ここまで読んでくれたあなたなら
もう分かりますよね?

自分の名前で生きていきましょうね!

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