生きづらさを手放す心理カウンセラーの
松野正寿です。いつもありがとうございます。

僕はこれまで、1500人以上の人生に触れながら
アダルトチルドレンや生きづらさを抱える方々と
向き合ってきました。

その中でよく思うことは事実ではなく
自分のフィルターを通じて集めてきた
解釈によって世界を見ているということ。

その中で人は感情によって、
現実の見え方そのものを歪めてしまう・・・

だからこそ「現実とは何か?」
「変えるとは何か?」という問いは、

僕にとって非常に根源的な
テーマでもあります。

「私は今を生きる|吉岡純子さんとタフティがくれた選択の自由

そんな中で既にタフティの本を熟読していたのですが、
現実創造論で大好きな吉岡純子さんが主宰された
『タフティのトリニティ』の講座でした。

佐賀の講演にも足を運んでですね。
生の純ちゃんにも会えました。

とてもかわいかったですよ~
動画の純ちゃんと何も変わらない
素敵な優しい声でした。

タフティとは何か?現実創造は感情ではなく観測の問題

タフティは、ロシアのヴァディム・ゼランドによる
「トランサーフィン理論」の発展版。

ここで語られるのは、単なる「ポジティブ思考」でも
「引き寄せ」でもありません。

「あなたが“今この瞬間”に何を観測し、
どんな意識状態でいるか?」

これが、未来の現実を決定づけるという
アプローチかなと僕は考えます。

僕自身、心理学の中でも「投影」「防衛反応」
「内的世界が外的現実をつくる」といった理論に触れてきましたが、

タフティの世界は、それを量子的かつ意識的に
“再設計”する方法論として受け取ることができました。

感情に“巻き込まれない”という
新しい癒しのステージですね。

心理カウンセリングではよく
「感情を感じきることが大事」と言います。

でもタフティでは、こんな視点が出てきます。

「感情はスクリーンに映っている
現実に巻き込まれてしまった証拠」

「スクリーンを見る観測者に戻ることが、
最初の一歩なんだと・・・」

これは、まさに僕がこれまでクライアントさんと向き合う中で
どことなく感じてきた「癒しの限界」とも重なりました。

● ずっと感情を感じているのに変わらない
● 過去の癒しばかりで、未来が動かない

そんなケースに対し、「感情=癒す対象」だけでなく、
“観測の対象”として捉え直すことが、

次のステージへ進む鍵になるのではないか──
そう強く感じさせてくれたのがこの講座でした。

三つ編みワークで感じた“未来の私”との統合感

講座の中で象徴的なのが「三つ編みを起動する」というワーク。
これは・・・

現在の自分

身体の感覚

高次の意識(未来の私)

この3つのラインを束ね、
“1つの私”として生き直す体験です。

心理カウンセラーとしての僕の実感では、
「身体」「感情」「思考」がバラバラに働いている方ほど、
生きづらさを感じやすくなっています。

でもこの三つ編みワークは、
それらを“今ココ”に戻して統合するアプローチ。

それはまるで、「未来から今を見る」
「今から過去を書き換える」というような
時間軸の癒しでもあるのかなと思います。

本当は時間というものも幻想なんですけどね。

現実創造は「セルフケア」や「グラウンディング」の延長

僕が個人的に思うことはタフティの理論って、
決してスピリチュアルに浮遊する話ではなく、
非常に現実的な生き方の再定義ということ。

感情を感じること
身体感覚に戻ること
反応ではなく、選択をすること

これらの基本的なことが
タフティが教えてくれた世界かなと
心理の専門家として感動すら覚えました。

タフティ理論と心理学の接点

タフティ理論は、ヴァディム・ゼランドさんの
「リアリティ・トランサーフィン」に基づき、
現実創造のメソッドを提唱しています。

吉岡純子さんは、この理論を日本で紹介し、
自身の経験と洞察を交えながら

「タフティのトリニティ」講座を
開催してくれました。感謝です。

心理学において、私たちの思考や感情が、
行動や現実に影響を与えることは
広く認識されています。

タフティ理論も同様に、意識の焦点や
内的な状態が現実を形作ると説いており、
心理学的な視点と共通する点が多くあります。

タフティの三大原則と心理的アプローチ

吉岡純子さん分かりやすく教えてくれているのですが
タフティの三大原則は以下の通りです:

気づきの中心点を定める
自分の意識を「今ここ」に集中させることで、
現実をクリアに観察し、望む方向へと導く。

三つ編みを起動する
過去・現在・未来の自分を統合し
、内的な調和を図ることで、現実創造の力を高める。

スクリーンに望む現象を映し出す
内的なイメージや意図を明確にし、
それを現実に投影することで、
望む結果を引き寄せる。

これらの原則は、心理学における
マインドフルネスや自己統合。

イメージトレーニングといった手法と
共通する要素があり、

クライアントの自己理解や
行動変容を促す際に有効と思いました。

トリニティ講座体験から得た気づき

「タフティのトリニティ」講座に参加して、
特に印象的だったのは、感情や思考に
巻き込まれるのではなく、

それらを観察する「観測者」としての立場を
意識することの重要性です。

これは、心理カウンセリングにおいても、
クライアントが自分の内面を客観的に
見つめることの大切さと通じています。

また、ネガティブな出来事や感情を
「トリガー」として捉え、

それをキッカケにして新たな選択や
行動を起こすという考え方は、
心理的な成長や変容を促す上で非常に有効です。

タフティ理論の実践と効果

実際にタフティ理論を日常生活に取り入れることで、
以下のような変化を感じています。

自己認識の向上
自分の思考や感情に対する気づきが深まり、
自己理解が進んでいく

行動の選択肢が増える
感情に流されるのではなく、
意図的に行動を選択できるようになる。

現実の変化
内的な変化が外的な現実にも影響を与え、
望む結果が得られやすくなる。

これらの効果は、心理カウンセリングの現場でも
クライアントに対して有益であり、

タフティ理論を補完的なアプローチとして
活用する可能性を感じています。

現実創造の「誤解」と「真実」

心理カウンセリングの現場でよく聞かれるのが、

「現実は自分が創っているって言われても、そんなはずない」
「だって私は、努力してるのに報われない」
「親や過去の環境がこうだったから、自分は変われない」

という声です。

これらは決して弱さでも、
否定すべき視点でもありません。

むしろ、“感情に寄り添う”ことを
大切にしてきた僕自身、

そういった訴えの奥にある
「無力感」「諦め」「心の叫び」に
たくさん触れてきました。

その中で・・・
タフティの理論に出会って思ったのは、
「現実創造はポジティブ思考ではなく、
観測の技術だったんだということ」

感情の“自動運転”から、観測者の選択へ

タフティでは、「スクリーン(外側の現実)」に
反応している自分を一度“観測者”の視点で
捉え直すことを徹底します。

● 目の前の現実に巻き込まれていたこと
● いつも同じ感情パターンで選択していたこと
● 怒りや悲しみを「事実」だと思い込んでいたこと

これらに気づいたとき、カウンセリングで行う
“気づき”とはまた違うレイヤーの
「意識の立ち位置」があることに驚きました。

僕たちは普段、自分の感情や思考を
「私」と同一視してしまいがちです。

けれど実際には、
「“感情を持っている私”を観測できる私」
「“思考している私”を俯瞰できる私」が
存在しているんですね。

この視点は、いわば心理学でいう
脱同一化(ディスアイデンティフィケーション)
とも言えるでしょう。

タフティ理論ではそれを「スクリーンから離れ、
観測者として立つ」と表現しているわけです。

吉岡純子さんの言葉が知識を“体感”に変えた瞬間

講座内で純ちゃんが言った言葉が
今でも心に残っています。

「過去も未来も、あなたが“今”どこに立つかで全部変えられる」
「選ぶ未来を“起動”させて、今この瞬間をリードするのよ」

これは単なる理屈ではなく、深い“在り方”の話。

しかも、感情やトラウマを否定するわけではなく、
むしろ「ネガティブな現実は、未来を書き換えるための
トリガー」として活用するんです。

これは、長年カウンセラーとして「過去を癒す」ことに
注力してきた僕にとって、目から鱗が落ちる体験でした。

実生活での“タフティ的変化”を感じた瞬間

講座を終えてから日常生活の中でも変化を感じています。
たとえば・・・

誰かの否定的な言葉に対して、以前なら反応していた場面で
「これは“映像”だな」と気づけるようになった

朝、嫌な気分で目覚めたときに
「今日のスクリーンは何を選ぼう?」と観測者に戻れた

過去の傷に反応しかけた瞬間に
「三つ編み(現在・身体・高次)を整えてから選ぼう」
と立ち止まれた

このような微細な選択の積み重ねが、
「現実の質」を変え始めている実感があります。

アダルトチルドレン心理カウンセラーとして
タフティ理論を伝えたい理由

僕がタフティ理論を人に伝えたいと思うのは、
単なるスピリチュアルな手法ではなく、

“感情と現実のつながり”をより深く
理解し直す架け橋になると感じたからです。

・感情を感じることも大切
・過去を癒すことも大切

でもその先に、今を選び直す技術がある。
そこにタフティ理論の大きな価値があると
僕は感じています。

タフティと「振り子の法則」

感情が“現実の支配者”になる仕組み

トランサーフィン理論やタフティでは、
“振り子”という概念が非常に重要です。

これは、単なる比喩ではなく、
僕たちの感情と行動を無意識のうちに操る
「外部のエネルギー構造」のことを指します。

心理学でいうなら、集合的無意識とか、
自動思考パターンとか、社会的同調圧力
このようなものとも言えるかもしれません。

たとえば──
ネガティブなニュースに触れてイライラする
誰かの批判に過剰に反応してしまう
無意識に「正しさ争い」の渦に巻き込まれている

これらはすべて、「振り子にエネルギーを
与えてしまっている状態」と表現されます。

「振り子」は“心の投影”を利用する

興味深いのは、振り子とはただの情報や他人ではなく、
自分の感情的反応を通して力を持ち始めるということ。
タフティ理論ではこう言います。

「振り子は、あなたの意識の注意と
感情をエネルギー源としている」

「反発も賛同も、エネルギーを与えていけば
やがて支配されてしまう」

つまり、怒っても・反対しても・正義感で戦っても、
それは「巻き込まれている」ということ。

まさに、心理学でいう外在化された投影や
感情のトラップと同じ構造です。

なぜACやHSP傾向の人は振り子に巻き込まれやすいのか?

ここで、僕が専門としている
アダルトチルドレン(AC)や
HSP(繊細気質)の方々の特徴と、
振り子の影響を照らし合わせてみましょう。

巻き込まれやすい傾向

他人の期待や感情に敏感で「合わせすぎてしまう」
自分軸よりも「空気」や「正しさ」に反応してしまう
自責思考が強く、内省が過剰になりがち

これはまさに、振り子に巻き込まれやすい
典型的な性質なんです。

職場のネガティブな雰囲気に呑まれて疲弊してしまう
SNSでの“正論バトル”を見て苦しくなる
親や家族の声が頭の中でずっと響いている

どれも、“感情”が自分の外側に
引っ張られてしまっている状態。

つまり「他者の振り子」に共振しているわけです。

解決策は「観測者」に戻ること

タフティではこの状態から抜け出す
第一歩を、こう教えてくれます。

「振り子に反応する代わりに、それを観測する」
「“選択する自分”に意識を戻し、“選ばない自由”を思い出す」

心理カウンセリングでも同様に、
「気づき」「内省」「自我の分離化(脱フュージョン)」を重視します。

でもタフティでは、その先にあるのが「選び直す」
「未来を起動する」という能動的な視点です。

感情を観測する

振り子の流れに気づく

そこからスッと横にずれる

これを実践することで、他人や社会の感情の渦から抜け、
自分の人生の“リーダー”として立ち直すことができるのです。

「観測者の立ち位置」が癒しの最終地点かもしれない

僕は長年、心のケアをしてきました。
たくさんのクライアントと対話してきて思うのは、
「癒しの最終地点」は“感情の解放”ではなく、

「何を観測するかを選べる私」という
自己認識にたどり着くことではないかな
ということです。

タフティの世界観は、それを体感的に教えてくれる──
そんな深い“現実創造の装置”なのだと、今の僕は実感しています。

もしあなたが今・・・

・感情に振り回されて苦しい
・現実が変わらないと悩んでいる
・「今の自分」を選び直したいと願っている

そんな気持ちがあるなら、
タフティ理論と吉岡純子さんの講座は、
きっと何かを動かしてくれるはずです。

そして、心理学のフィールドで働く
僕たちカウンセラーにとっても、

この「意識の技術」ってこれからの時代を支える
大きな鍵になると感じています。

◆ 最後に:心理のプロだからこそ、触れてほしい意識の技術

僕はこれまで、1500人という方々と
心のセッションを重ねてきました。

そして今、はっきり言えることがあります。

「過去を癒すだけでは、未来は変わらない」
「未来を選び直すことで、今が癒されることもある」

吉岡純子さんの『タフティのトリニティ』は、
まさにその感覚を“体験”として受け取れる場でした。

感情に流されてしまう方、
現実がなかなか変わらないと感じている方、
“今この瞬間に戻る”方法を知りたい方へ。

ぜひ一度、タフティの扉を開いてみてほしいです。
あなたの中の“観測者”が目覚めるかもしれません。

純ちゃんのトリニティは次回は未定みたいです。
でも、インスタやYOUTUBEでたくさん色んな観点で
現実創造論を語ってくれていますから
ぜひ心を傾けてみてくださいね。