作家・心理カウンセラー松野正寿

「満たされない前提は、いつ決まったのか?」
この自分の満たされなさを異性に求めるのが
僕たちの教育から生まれた価値観の1つです。

多くの人が、
「自分はまだ足りない」
「もっと頑張らなきゃ」
という感覚を
当たり前のように持っています。

でも、
よく考えてみてください。

生まれたときから、
人は不足感を持っていたでしょうか。

最初から、
「このままじゃダメだ」
と思っていたでしょうか。

おそらく違います。

多くの場合、
この前提は
ある一瞬で決まった
というより、

少しずつ、
静かに、
積み重なっていったものです。

ちゃんとしようとした経験。
期待に応えようとした経験。
迷惑をかけないように
気を配った時間。

それ自体は、
決して悪いことではありません。

むしろ、
とても優しくて、
真面目な姿勢です。

ただ、
その過程で
こんな思いが
心の奥に残っていきます。

「そのままの自分では
足りないのかもしれない」

こうして、
いつの間にか
足りない前提で生きる
という設定が出来上がります。

ここで大切なのは、
この前提は
「事実」ではない
ということです。

当時の環境の中で、
そう感じるしかなかった
“解釈”に近いもの。

だからこそ、
頑張って現実を変えようとしても、
不足感は消えません。

前提そのものが、
ずっと同じ場所に
置かれているからです。

ここで、
多くの方が
次にやろうとするのが、

「前提を変えよう」
「もっとポジティブになろう」
というアプローチです。

でも、
不足感のある場所から
前提を変えようとしても、
心はついてきません。

今の僕が大切にしている
「現実の紡ぎ方」では、
前提を変えようとしません。

まずやるのは、
前提から一度降りることです。

足りている・足りていない
良い・悪い
できている・できていない

そうした判断を
一度横に置いて、
ゼロに戻る。

呼吸ができている。
今ここに座っている。
それだけの感覚に戻る。

この「ゼロ」に戻る時間が増えると、
足りない前提は、
自然と力を失っていきます。

追いかけなくなるからです。

今日の話は、
僕が「現実の紡ぎ方」と呼んでいる
考え方の土台部分です。

具体的な中身や進め方は、
ここではまだ書きませんが、
全体像は
こちらにまとめています。

現実の紡ぎ方

今日は、
「足りない前提を
手放そう」としなくて大丈夫です。

ただ、
「これはいつ決まったんだろう?」
と、
少し立ち止まってみてください。

それだけで、
前提との距離は
自然と生まれます。

以前の僕は、
足りない前提を
変えなければ前に進めない
と思っていました。

でも今は、
前提にしがみつかなくても
戻れる場所があると
感じています。

今日は、
何かを直さなくて大丈夫です。

少しだけ、
今の自分を
楽にしてあげてください。

それで十分です。
自分で自分を満たす為に
何が必要なのか?

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